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【NFL】心臓に疾患のセインツDTフェアリー、故障者リスト登録で今季終了

6/27(火) 13:04配信

NFL公式サイト日本語版

ニューオーリンズ・セインツのディフェンシブタックル(DT)ニック・フェアリーの2017年シーズンが早くも幕を閉じ、今後のキャリアについても明るい兆しは見えていない。同チームは現地26日(月)、フェアリーをNFI(ノンフットボール故障者)リストに登録したことを発表した。

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2011年にプロ入りして以降、心臓の疾患と共にプレーを続けてきたフェアリー。今オフシーズンに複数の医師との相談を経た末、このような運びとなった。今月初め、ヘッドコーチ(HC)のショーン・ペイトンはフェアリーがサードオピニオンを求めており、キャリアを継続すべきかどうかも定かではないと語っていた。

「ニックはすでに2人の医師からオピニオンをもらっている。最初のオピニオンによると、彼はもうフットボールをプレーすべきではないとのことで、セカンドオピニオンでは少し違う結果だった。ニックは今、サードオピニオンを仰いでいるところ。われわれはその結果を待っている」

「われわれが知っているのはこの辺りまで。これは間違いなくニックとチームの双方にとって今後も警戒すべき重大で深刻な問題。事が大きいだけに、われわれも希望は持ってはいるが慎重にならざるを得ない」

今オフシーズンにフェアリーと4年2,800万ドル(約31億3,200万円)の契約を結んだセインツにとっては大打撃となった。ディフェンシブラインにおける中心的役割を担う予定だったフェアリーを欠き、同チームのフロントセブンは層がこれまで以上に薄くなってしまったと言える。

しかしながら、フェアリーは油断すれば本当にNFL引退をも余儀なくされる状況下にいる。2011年に開催されたスカウティングコンバインの時から、リーグは同選手の疾患を把握していた。同年にデトロイト・ライオンズによってドラフト全体13位で指名を受けたフェアリーはNFLでの6年間を同様のコンディションでプレーし、170タックル、20.5サックを計上している。全16試合で先発出場を果たした先シーズンのフェアリーは43タックル、6.5サックをマークしてキャリアハイの成績を収めていた。

そんなセインツ守備陣の核となる選手が今シーズンは出場できなくなった。またいつか、フェアリーがフィールドでプレーする姿を見られるのだろうか。