ここから本文です

葛飾区。候補者の顔ぶれと情勢解説【都議選2017】

6/27(火) 6:00配信

選挙ドットコム

葛飾区。候補者の顔ぶれと情勢解説【都議選2017】

自民党2人、公明党、共産党の現職4人に、民進党、都民ファーストの会の新人らが挑み議席獲得ができるかどうかが注目されます。

3期目を目指す自民党現職・和泉武彦氏は、医師の経験から地域での緊急医療体制や介護人材の充実などを訴えます。

自民党現職・舟坂誓生氏は、区議・都議の経験、環境保全や下町の伝統文化の保護や継承などを訴え再選を目指します。

3回連続トップ当選の公明党現職・野上純子氏は、5期目を目指します。国政比例票2万8000票~3万票に上積みを図るべく11人の区議とともにきめ細かく区内を廻り支持者を固める活動を続けています。

共産党は、都議団政調副委員長・和泉尚美氏が2期目を目指します。直近2回(14衆、16参)の国政比例票が2万8000票を超えている党勢を議席維持に結び付ける方針です。

民進党は、区議3期の新人・米山真吾氏を擁立し前回失った議席の回復を目指します。米山氏は、駅前整備や交通網の充実などを訴えます。

都民ファーストの会は、区議、新人・米川大二郎氏を擁立し、現職の一角を崩そうと狙います。米川氏は、前々回09年選挙に無所属で立候補し8023票を獲得しながら落選しています。去年の都知事選挙で小池百合子氏が獲得した9万4000票余の党勢を議席獲得に結びつける考えです。

5期18年区議を務めた谷野正志朗氏は区民ファーストの会から立候補し、NHKから国民を守る党代表の新人・立花孝志氏も立候補します。
なお、選挙ドットコムで都議選特設サイトを開設し、全42選挙区の立候補者・情勢の解説を行っています。

国政に大きな影響を及ぼす東京都議会議員選挙

全国の人口の1割余・約1368万人が暮らす東京の都議会議員選挙で示された民意・有権者の意思決定は、これまで国政の動向に大きな影響を与えてきました。

前回13年選挙は、自民党の候補者全員が当選し、直後の参院選において、現行制度では最多の65議席を獲得し、衆参で多数派が異なるいわゆる「ねじれ」国会を解消しました。また、当時の民主党が54議席に躍進した前々回09年選挙、初挑戦した日本新党が20議席を獲得した93年選挙では、いずれも直後に行われた衆院選で自民党が敗北し、政権が交代しています。当時の社会党が29議席を獲得した89年選挙直後の参院選では、土井たか子委員長の人気の下、多くの女性候補が当選したいわゆる「マドンナ旋風」が起こり、宇野宗佑首相が退陣しました。

一方、国政では野党第1党だったにも関わらず97年選挙で、議席を獲得できなかった新進党は、その年の暮れに解党に追い込まれました。

都議会議員選挙で示された民意は、「政権交代」や「新党の躍進や解党」というその後の国政選挙結果を先取りし、大きな影響を与えてきただけに、各党とも、次期衆議院選挙を視野に入れ、今回の都議会議員選挙を国政選挙級の態勢で臨んでいます。

1/2ページ

最終更新:6/27(火) 6:00
選挙ドットコム