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刑事5ドラマの視聴率と満足度 『警視庁・捜査一課長』人気の秘訣は誠実・善良そして癒やし

6/27(火) 16:22配信

トレンドニュース(GYAO)

全ドラマが最終回を迎えた今クール。GP帯(夜7~11時)では刑事ドラマが5本と目立った。特にテレビ朝日は、3ドラマすべてを刑事ものとする力の入れようだった。

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これら刑事5ドラマの視聴率と満足度を比較すると(注)、テレ朝の3本が満足度の割に視聴率が高い事実に気付く。特に『警視庁・捜査一課長』は、満足度がドラマの平均程度なのに、視聴率では今期全ドラマの中で3位に入った。もっとも効率よく視聴率を稼いだドラマだったと言えよう。

(注):視聴率はビデオリサーチ社関東900世帯調査から。満足度や視聴者の声などはデータニュース社「テレビウオッチャー」関東2400人調査から。

■視聴率と満足度の関係

今期視聴率1位は、平均14.1%の『緊急取調室』。初回から17.9%と、1話として今期最高を出し、以後も12%台以上をコンスタントに出し続けた。満足度も初回が5段階評価で3.88のあと、3.7~3.9台と高い数字を獲り続け、視聴率と満足度のバランスの良いドラマだった。

2位は13.6%の『小さな巨人』。視聴率は10話中7話が13%台。しかも最終回が16.4%と上昇し、今期もっとも力の入ったドラマらしく、圧巻の視聴率だった。満足度も初回こそ3.72と平均的だったが、2話以降は4.0前後を出し続け、10話平均3.92と力作ならではの軌跡となった。ただし『緊急取調室』と比べると、満足度の割に視聴率が伸びていないという見方もできる。

この視点で言えば、視聴率5位の『CRISIS』は最も満足度効率が良くない。満足度は3.91と、『小さな巨人』に肉薄した。規格外のアクションと壮大なストーリーの効果は大きかったようだ。ところが視聴率は10.6%と刑事5ドラマの中で最下位に留まった。力作の割に、視聴率が伸びなかったと言わざるを得ない。

これらドラマとは逆なのが『警視庁・捜査一課長 Season2』。満足度はドラマの平均3.6~3.7よりさほど高くないのに、視聴率が12.4%で『緊急取調室』『小さな巨人』に次いで3位となった。全10話の各回満足度は、一度だけ3.88と高い数字があったが、あとは3.6台を中心に平凡な数字に終始した。それでも高い数字を獲るのには、何か秘密がありそうだ。

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