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君津の大豆「小糸在来」普及へ 上総高生が児童と種まき

6/27(火) 11:27配信

千葉日報オンライン

 千葉県君津市の小糸川流域を中心に栽培されている在来大豆「小糸在来」の普及や継承につなげようと、千葉県立上総高校(君津市上、宇山文治校長)で26日、園芸科の生徒と市内小中学生らによる種まきが行われた。協力する農協職員や栽培農家も様子を見守り、「地域の宝である小糸在来を知ってもらいたい」と願った。

 小糸在来は、古くから小糸川流域で守り育てられてきた在来の大豆。現在は、同市や周辺市の農家約100人が加入する生産団体「小糸在来愛好クラブ」が栽培と品質向上に取り組んでいる。

 同校は、同クラブの協力を得て本年度から栽培に挑戦。この日は、市立中小、小糸小、小糸中、清和中の児童生徒と一緒に、同クラブから購入した種を専用トレーに植えていった。

 約2週間後に学校近くの畑に植え替え、10月に収穫する予定で、各小中学校では、マメご飯やあん、みそを作って食育に生かす計画という。

 将来は就農して小糸在来を栽培したいという上総高園芸科3年の熊谷大さん(17)は「甘みとコクがあっておいしい。伝統的な作物を引き継いで、いろんな人に味わってもらいたい」と意欲を語った。

 種まきの様子を見守った君津市農協(同クラブ事務局)の鮎川真和さん(46)と栽培農家の宮本雅之さん(41)は「農家の高齢化に加え若者の就農離れも増えている。高校生に将来、就農してもらえれば」「小糸在来が少しでも広まれば」と期待した。

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