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衆院新区割り コスタリカ方式提案へ/自民青森県連

6/27(火) 11:00配信

デーリー東北新聞社

 衆院小選挙区の区割り見直しに伴う自民党の候補者調整で、党青森県連は26日、党本部に対し、2候補が選挙のたびに小選挙区と比例で入れ替わる「コスタリカ方式」の導入を提案する方針を固めた。新1区または新2区での適用が念頭にあるとみられる。併せて、次期衆院選に限らず、比例転出者を名簿の上位に登載するよう求める意向だ。

 党本部が28日に都内で行う県連へのヒアリングで、県連の江渡聡徳会長と神山久志幹事長が、党本部の二階俊博幹事長や古屋圭司選対委員長に伝える。

 青森で現行4議席を独占する県連の候補者調整では、「区割り変更後も4人全員の当選」を掲げており、実現させるには1人が比例に転出しなければならない。

 一方で、全員が地元で地盤を固めており、支持者からは、それぞれ小選挙区から出馬するよう求められている。

 コスタリカ方式の導入を提案するのは、前回選挙で現職の4人が小選挙区で勝利を収めているのを踏まえた。誰か1人が次期衆院選以降、純粋に比例単独候補となり、地盤を手放すのは得策ではないと判断した。

 導入には一部で否定的な意見もあるが、対象となる候補者同士が、区割りの見直し前後で重なる選挙区内で連動し、次回も見据えながら戦いを進めるためにも、同方式で今後の選挙戦に臨むのが適切と考えたもようだ。

 ヒアリングでは、県連としての考え方は伝えるものの、誰がどの選挙区に出馬するかや、どの選挙区で同方式を適用するかは県連側からは明言しない見通し。最終的には、選挙区情勢などを踏まえて党本部が決定するため、具体的な判断は委ねる。

 県連の方針について、江渡会長は26日の取材に「まだ何も決まっていない」と言及を避けた。

デーリー東北新聞社