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ドローンで稲の発育解析 コニカミノルタなど壱岐で実証実験

6/27(火) 9:30配信

長崎新聞

 電気機器大手、コニカミノルタ(東京都)と農機大手のヤンマー(大阪府)は小型無人機ドローンと無人ヘリコプターを利用した施肥実証実験を壱岐市内の水田で実施した。無人ヘリによる肥料散布は九州初。実用化すれば、省力、省人化が図れるほか、農作物の品質の平準化、収入増につながると関係者は期待している。

 20日、同市芦辺町の水田2カ所計1万6800平方メートルの上空約30メートルをカメラを搭載したドローンが飛んだ。コニカミノルタの光学分析技術で稲の茎数や葉色の画像を高解像度で測定、発育の状況を解析した。

 26日はデータを基にヤンマーの無人ヘリが約3メートル上空から5平方メートルごとに発育状況に応じた量の肥料をまいた。再びドローンで撮影をして、肥料の効果を測定することにしている。

 今回の実験では肥料が届かない場所があったり、風で肥料が流されたりするなどの課題も判明。実用化の時期はまだ見通しがたっておらず、今後も全国各地で実験をする。

 実験に協力したJA壱岐市の職員は「費用などの問題はあるが、労働の負担は大きく減少できる。少子化による後継者不足解消にもつながる」と話した。

最終更新:6/27(火) 9:30
長崎新聞