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25馬力の“スバル360”でアメリカ縦断4000kmに挑戦! グレートレース【第1日目】

6/27(火) 12:14配信

オートックワン

来年還暦のスバル360で、完走を目指せ!

フロリダ州からミシガン州までアメリカを縦断する4000kmを9日間で走破する『グレートレース』がスタートした。20年ほど前にアメリカ最大のヒストリックカーイベントでもあるグレートレースを見て「いつか出場したい!」と思ったのだけれど”走らせてみたいクルマ”をイメージ出来なかった。ちなみに1972年以前に生産されたクルマなら何でもOK。

スバル360 アメリカで大人気!(画像13枚)

個人的には日本の文化を色濃く出している軽自動車で、しかも日本初のファミリーカーであるスバル360しかないと思っていた。

とはいえグレートレースは基本的にアメリカ横断。したがって気温45度を超える砂漠地帯や、標高3500m以上のロッキー山脈も通らなければならず、箱根越えでも厳しかったスバル360だと難しい。

ところが27回目の今年は横断ルートでなく縦断ルート。これなら空冷でパワーの無いスバル360でも走り切れる可能性がある。折しもスバル創業100年だし、1958年に発表されたスバル360と私は同じ歳。来年還暦となる。思い切ってチャレンジしてみることにした。ちなみに20馬力の初期型は厳しいということから、25馬力の後期型を選んだ。

オイルトラブル発生、開始20分でリタイアの危機!?

6月24日(土)の12時にジャクソンビルをスタートした初日は、340km離れたティフトンという小さな街を目指す。

日本で1000km以上の走り込んできたスバル360ながら、外気温40度近い気温はテスト出来なかった。スタートして20分ほどで突如パワー無くなったと思ったら「キュー!」というエンジン音と同時に急減速。

とっさにクラッチ切るが、エンジン停止。幸い高速道路の出口付近だったため惰性で降りる。原因は2ストロークオイルの分離給油のトラブル。全くオイルを吐出せず、軽い焼き付きを起こしてしまったのだ。

とりあえず持っていた2ストロークオイルを混ぜてみたら、何とか始動。走れるようになった。スバル360、思っていたよりタフである。もちろん最初から混合ガソリン使うという手もあったのだけれど、環境大国アメリカで煙を出すのもどうかと考え、分離給油のまま走っていたのだった。幸い右シリンダーのリング音が出てる程度で、クランクシャフトは問題なさそう。20分でリタイアという最悪の事態は回避できた。痛手を負ったエンジンで300km先を目指す。

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最終更新:6/27(火) 12:14
オートックワン