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“ラズパイ対応、求む開発者“の熱量 新SIMフリー端末「Moto Z2 Play」に見るモトローラの本気度

6/27(火) 21:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

モトローラ・モビリティ・ジャパンは6月20日、SIMフリースマホとして国内展開するモトローラZシリーズの最新ミドルクラスモデル「Moto Z2 Play」を6月29日から発売する。価格は5万8104円(税込)。

【画像】Moto Z2 Playは3色展開だ。ミドルクラスモデルながら、金属ボディの質感は高く、安っぽさはまったくない。

モトローラは昨年10月に、ハイエンドモデル「Moto Z」(実売8.2万円前後)と、ミドルクラスの普及モデル「Moto Z Play」(実売5万円)を発売。今回の発表は、普及モデル「Moto Z Play」の後継機にあたるモデルで、背面カバーを着せ替えることでスマホにカメラやスピーカーなどの機能を追加できるMotoModsにも対応する。

Moto Z2 Playの最大の特徴は、普及モデルだった「Moto Z Play」に、ハイエンドモデル「Moto Z」の極薄デザインを取り入れ、従来比で15%薄型化したことだ。合わせて重量も20g軽量化し145gになった。

スマホの快適な動作に欠かせないプロセッサーが、従来から1ランク上のSnapdragon 626(2.2GHz/オクタコア)になったほか、内蔵メモリーは3GBから4GBに増えている。内蔵ストレージは64GB。

薄型化にともないバッテリー容量は3510mAhから3000mAhに減っている。スペックシート上の最長駆動時間は45時間から24時間に減少しているが、実際にどの程度の使用感になるのかは気になるところだ。

モトローラのSIMフリースマホ、売れているのは?

登壇したモトローラ・モビリティ・ジャパン代表取締役社長のダニー・アダモポウロス氏は、今回の発表にハイエンドモデルであるMoto Zが含まれないことについては、「Moto Z Playシリーズの2世代目を出して、進化することをみせていく時期だと考えた。それ以外にも製品の計画はある」と語り、フラッグシップモデルMoto Zの新型についても否定はしなかった。

モトローラ関係者によれば、Moto Zシリーズは、発売から半年と少しの期間で、全世界で300万台近くの販売規模を持つ(ZとZ Playの総計)。

アダモポウロス社長によれば、モトローラの計画としては、「Z Playシリーズは成功を収めた」という認識だと語る。その発言をそのまま解釈すれば、需要の高かった普及モデルをより売り伸ばすため、デザイン上のネガ材料であった「上位機ほど薄くはないデザイン」を上位機に寄せてネガを解消したのが「Moto Z2 Play」ということになる。

モトローラにとって日本の市場は、エントリーモデルがよく売れる市場だ。Moto Zシリーズでは(Moto Zのやや割高な価格設定のためもあって)安価なZ Playの方が売れている。この傾向は3月末に発売したエントリーシリーズであるMoto G5(2.2万円)とMoto G5 Plus(実売3.5万円)にも続き、当初見込みを上回る売れ行きだという。今後は、キャリアなど通信会社への採用を狙うタイミングだと語る。

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最終更新:6/27(火) 21:10
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