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千葉県議に電話強要容疑 県警、自称僧侶2人を逮捕

6/27(火) 11:27配信

千葉日報オンライン

 千葉県議男性に「マスコミに抗議する」などと迫り電話をかけさせたとして、千葉県警捜査4課は26日、強要の疑いでいずれも自称僧侶、田口好広(77)=栃木県宇都宮市上金井町、同容疑で送検=と木原肇(56)=自称東京都江東区=両容疑者を逮捕したと発表した。

 逮捕・送検容疑は共謀し、田口容疑者と会社役員男性が共同して計画していた自動車解体用機械の輸出に関する商談での出資について、会社役員が田口容疑者に払う報酬がないことから、1月26日午前11時45分ごろから同日午後1時ごろまでの間、会社役員と旧知の間柄だった県議の事務所を訪れ、県議に対し「何としても会社役員と連絡を取ってくれ。取れないならば、マスコミを通じて抗議する」などと迫り、県議に会社役員への電話をかけさせた疑い。

 同課によると、田口容疑者に僧侶としての登記はない。木原容疑者は都内の宗教団体での登記はあるものの僧侶としての実体はなく、指定暴力団六代目山口組関係者とみられる。2人はいずれも「事実と違う」などと容疑を否認しているという。

 2人は事件前後、複数回にわたり県議に対して電話やファクスなどで同様の強要行為を繰り返していた。輸出の商談自体については実体がないとみられ、2人は「外国でのもうけ話にかんでいることを世間にばらす」などと、県議に迫っていた。県議は2人との面識について「知らない」と話しているという。県警は2月に県議からの相談を受け捜査していた。