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元WECアウディのジャービス「ル・マン24時間レースにおいて、トヨタとポルシェは“良い宣伝“にならなかった」

6/27(火) 15:38配信

motorsport.com 日本版

 2017年ル・マン24時間レースでは、マニファクチャラーとしてLMP1クラスに出場した全5台が、マシントラブルに見舞われることとなり、そのうちの3台(ポルシェ1台、トヨタ2台)がリタイアを喫した。

写真:ル・マンLMP1クラス表彰式の様子。5台中2台のみが完走したため、3位の座は空いている

 結局、レース序盤でマシントラブルに見舞われたたものの、復帰を果たした2号車ポルシェが、総合2番手に1周差をつけて優勝した。

 昨年末、アウディがWECを撤退するまで5年間アウディでLMP1ドライバーを務めていたオリバー・ジャービスは、皮肉なことにLMP1車の信頼性が低かったことで恩恵を受けた、LMP2クラスドライバーのひとりだった。

 今季38号車ジャッキー・チェンDCレーシングからWECに参戦している彼は、チームメイトであるホー・ピン・タンとトーマス・ローラントと共に、1号車ポルシェがリタイアしてから、2号車ポルシェに追い抜かれるまで首位を走行し、総合2位を獲得した。

 ジャービスは、LMP1車にある程度のトラブルが発生することは予知していたと話しており、またLMP1クラスが存続していくためにある意見を述べた。

「レース前、僕はエンジニアとLMP2クラスで僕たちが表彰台に上がると賭けていたけど、まさかレースをリードするなんて思ってもみなかった」

「テスト日の後、LMP1車が問題を抱えているということは明らかだった。僕たちがレースで見たのは、マニファクチャラーたちが極端に限界に挑戦した結果、LMP1クラスの良い宣伝にはならなかったという姿だった」

「ACO(フランス西部自動車クラブ/ル・マン24時間レース運営組織)は、クルマのスピードを遅くさせるために規則を新しく設定したけど、今年はレコードラップを打ち破ってしまったし、これまで以上に速く走っていた。その代償としてクルマの信頼性が低くなってしまったように見える」

「今のクルマはテクニカルすぎる気がするんだ。僕はこのクラスが存続していくためにも、参戦に関するコストを見直さなければならないと思っている」

Robert Ladbrook

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