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ホークス・上林 全国区へ 初球宴でMVP狙う!! 「名前を売れるように頑張ります」

6/27(火) 13:01配信

西日本スポーツ

城島健司捕手に次ぐスピード

 MVP狙う! 福岡ソフトバンクの上林誠知外野手(21)が26日、初出場する球宴で活躍を誓った。この日、マイナビオールスターゲーム2017(7月14日=ナゴヤドーム、15日=ZOZOマリン)のファン投票の最終結果が発表され、外野手部門で初選出。高卒4年目での選出は、ホークスでは同3年目で選ばれた城島健司捕手に次ぐスピードだ。狙うは憧れのイチロー(マーリンズ)も獲得していない球宴MVP。ホークスからは千賀、松田、今宮、柳田と両リーグ最多の5人が選ばれた。選手間投票、監督推薦を含むセ、パ各28選手は7月3日に出そろう。

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ホームランも打ちたい

 快進撃を続ける若武者に新たな勲章が加わった。球宴ファン投票の外野手部門で初選出決定。高卒4年目の上林が3位に滑り込んだ。4割打者の近藤(日本ハム)に約2万票差で競り勝った。ホークスでは同3年目で選ばれた城島に次ぐ、歴史的な“初当選”だ。

 「オールスター出場が初めてなので、とてもうれしく思っている。すごい選手ばかりのパ・リーグの中から選んでもらって光栄に思うけど、自分が選ばれていいのかなという気持ちもある。試合になったら若さを出して、どんどん積極的にいきたい」

 4年目のブレークが“有権者”の心に届いた。開幕スタメンをつかみ、ファン投票用紙に初めて名前が記載された。19日の最終中間発表では、4位近藤と1100票余りに接近。「やばいですね」と危機感をあらわにしていたが、リードを広げて、逃げ切った。

打率3割は絶対キープ

 「ホームランバッターじゃないので、なんとかヒットを打てるようにしたい」。会見での“公約”は控えめだったが、内に秘めたものもある。「出るからにはMVPを狙いたい。力は入っちゃうと思うけど、大きいのも狙ってみようかな」と12球団の“主役”ゲットも視野に入れた。

 上林の記憶に残る球宴は1999年の第1戦。オリックスに在籍していたイチローが当時巨人の上原(カブス)から一発を放った。「MVPは松井(秀喜)さんが取って、表彰式でイチローさんが蹴りを入れるんですよ。イチローさんでもMVPは取っていないんですね」。憧れのイチローでさえ取っていない日本球界での球宴MVPに21歳が挑む。

 胸を張って球宴に乗り込むためにも“支持率”ならぬ打率3割キープを胸に誓った。一時は3割2分台まで上昇していたが、現在は3割ジャスト。「一度落ちるとズルズルいってしまうかもしれない。自分にプレッシャーをかけながらなんとか打率を上げていきたい」と表情を引き締めた。

 上林の初選出を工藤監督も「若い人にとってはいろんな話を聞くチャンス。雰囲気を味わうことで彼の成長につながってくれたらうれしい」と喜んだ。タカの上林から全国区へ。「いつもと雰囲気が違って緊張する中で打てればいい。名前を売れるように頑張ります」。ズラリと並ぶスターの中で最高の輝きを求めていく。

=2017/06/27付 西日本スポーツ=

西日本スポーツ

最終更新:6/27(火) 13:01
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