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拾得物で金探すり抜けか 発炎筒男、ポケットにナイフ 銃刀法違反容疑で送検 千葉西署

6/27(火) 11:27配信

千葉日報オンライン

 千葉市美浜区の幕張メッセで24日に開かれたアイドルグループ「欅(けやき)坂46」の握手会イベントで発炎筒がたかれた事件で、銃刀法違反(刃物携帯)の疑いで逮捕されたいずれも自称の札幌市白石区、無職、阿部凌平容疑者(24)が逮捕時、果物ナイフをズボンのポケットに持っていたことが26日、千葉西署の調べで分かった。会場入り口では金属探知機による所持品検査を実施。捜査関係者によると、阿部容疑者は拾得物と偽りナイフを会場に持ち込んだ可能性があるといい、同署で検査をすり抜けた経緯を調べている。同署は同日、同容疑で阿部容疑者を千葉地検に送検した。

 同署によると、阿部容疑者は24日午後7時45分ごろ、メンバーと握手する場所近くの手荷物置き場で発炎筒に火をつけて警備員に取り押さえられた。駆け付けた署員が所持品のナイフを押収した際、薄い青色のハーフパンツのポケットにナイフを所持していたという。会場では金属探知機による所持品検査が行われていた。

 捜査関係者によると、阿部容疑者は、ナイフなどが入った手荷物を拾得物だと偽って届けた後、会場内で受け取る形で持ち込んだという趣旨の供述をしているという。同署は所持品検査をすり抜けてナイフを持ち込んだ経緯を詳しく調べている。

 同署の調べに対し、阿部容疑者はメンバーの女性1人の名前を挙げ「刺して殺したかった」と供述しており、同署で動機や発炎筒をたいた目的などを追及している。

 グループのホームページなどによると、24日はCD発売を記念した握手会があった。握手会は25日も幕張メッセで午前中から開催。県警が約20人態勢で警戒した。

 来場者によると、事件があった24日は複数のレーンでメンバーと来場者が握手しており、発炎筒のようなものは、このうち一つのレーン付近でたかれた。会場入り口で金属探知機による所持品検査があったが、主に身体が対象だった。手荷物は目視での確認のみで「数秒見るだけだった」(10代男性)という。