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【ブラジル】米国が輸入を停止 伯産牛生肉に衛生上の懸念

6/27(火) 2:18配信

サンパウロ新聞

 米国はブラジル産の牛生肉の輸入を全面的に停止した。米農務省のソニー・パーデュー長官が22日発表したとして伯メディアなどが同日付で伝えた。

 米当局は今年3月以降、米国に輸入されるブラジル産牛肉のすべてに対して検査を実施。検査官らはそれらのうちの11%について輸入することを認めなかった。この割合はブラジル以外の国々の1%を大幅に上回るもので、衛生上の懸念が非常に大きいことからブラジル産の牛生肉の輸入を停止することにした。

 米農務省は、今回の禁輸措置はブラジルの農牧食糧供給省が問題を是正する措置をとるまで続くとしている。

 米国による輸入停止措置を受けて、ブラジルのブライロ・マッギ農相は同日、遺憾の意を示すとともに、ブラジル政府は直ちに状況打開に取り組むと表明。そして、米国の生産者らによる圧力があると言及した。同相によれば、ブラジル産牛生肉に対して米国の市場が開放された1年前から、米国の生産者らはブラジル産の肉の流入を阻害しようとしている。

2017年6月24日付け

サンパウロ新聞

最終更新:6/27(火) 2:18
サンパウロ新聞