ここから本文です

259名立候補で総額【1億5,540万円】。「供託金」のウラ事情

6/27(火) 11:43配信

選挙ドットコム

259名立候補で総額【1億5,540万円】。「供託金」のウラ事情

ついに都議会議員選挙が告示され、来週末2日の投票日に向けて熾烈な選挙戦に突入しました。立候補の受け付けが告示日の午後5時に締め切られ、42選挙区127名の定員に対して259人が立候補しました。「こんなにたくさん立候補者がいたのか!」と驚いた人もいるのではないでしょうか。でも実はこの「立候補」、タダではできないんです。

選挙のエントリー代「供託金」

実は立候補するに当たって「供託金」という制度があります。
供託金とは、立候補者に法律で決められた金額を、一時的に法務局に預けるお金です。一定の得票数を満たすことができれば返却され、規定の得票数に達しなかった場合や、途中で立候補をとりやめた場合などは没収されます。

当選を争う意志のない人、売名などを目的とした無責任な立候補を防ごうという制度で、 選挙の種類別にその額が決められています。こうした出馬を減らし、有権者が選びやすい環境を整えようというのが供託金の目的です。

気になる都議選の供託金は60万円。しかし国政選挙(小選挙区)や都道府県知事選挙になるとその5倍の300万円!ノリで出馬するには、なかなか厳しいハードルですね…

没収ラインは10%

そしてもう1つの厳しいハードルは「没収ライン」。比例代表選挙以外でのキーワードは10%です。国政選挙も地方自治体選挙でも基本的に有効投票総数の10%を下回ると没収されてしまいます。

10%と言っても侮るなかれ。例えば小池百合子氏が当選した昨年の都知事選では、なんと21人の候補者のうち18人も供託金が没収されてしまいました!
有効投票総数が654万6362票だったので、供託金の没収ラインの65万4636票を上回った立候補者は小池氏(291万2628票)、増田氏(179万3453票)、鳥越氏(134万6103票)のみ。没収された供託金は300万円×18人=5,400万円でした。

余談ですが、町村議会選挙の供託金はナント無料! おカネがなくてもどうしても政治家になりたいのなら、意外と町村議会が穴場かも・・・!?

1/2ページ

最終更新:6/27(火) 11:43
選挙ドットコム