ここから本文です

今季4度目のリタイア後、会見を欠席したフェルスタッペン。地元メディアでその時の心情を明らかに

6/27(火) 19:01配信

motorsport.com 日本版

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、アゼルバイジャンGPのレース序盤、2番手を走行していたが、マシントラブルを抱えてリタイアを喫した。

写真:レース前のフェルスタッペン。同僚のリカルドと会話し笑顔を見せていた

 カナダGPに引き続き、マシントラブルのせいでレースを断念してしまったフェルスタッペンが、母国オランダのテレビ番組『Peptalk』にSkypeを経由して出演。初めて公の場でその原因について語った。

「レース中に信頼性の問題を抱えることになるとは思いもよらなかった。突然、僕は再びトラブルを抱えることになったんだ」

「良いポジションで走れていたのに、再びリタイアすることになってかなり落ち込んだよ」

「未だチームはその問題の原因を探っている。エンジンの何かが原因なのは間違いないことだ」

「土曜日の予選で、エンジンが”落ちて”しまったんだ。それはルノーユーザーで僕だけだった」

「今、エンジンが完成したから、新しいのを入れることができる」

 またフェルスタッペンは、レッドブルがバクーで示した競争力をポジティブに感じているが、ポイントを獲得できなかったことを悔やんだ。

「バクーで僕たちは良い意味で驚いた。クルマはうまくいっていた。ポイントを獲得したかったよ」

「スピード面では、シーズンを通して良くなってきたと思う。でもポイントが付いてこないんだ」

「チームは僕にベストを尽くしてほしいと期待しているし、一方の僕もレッドブルとエンジンが万全な体制であってほしいと思っている。とても難しいことだけどね」

「今回はエンジントラブルだ。しかも残念ながら今回が初めてという訳ではない」

 インタビューの最後に、がっかりしたレースの後、どのようにして立ち直るのかフェルスタッペンに訊くと、彼は冗談めかして次のように答えた。

「水曜日、僕はシミュレーターに乗るつもりだよ。少なくともエンジンは故障しないしね」

“話す気分じゃなかった“

 またフェルスタッペンは、アゼルバイジャンGPで今季4回目のリタイアを喫した後、レース後に立ち寄ることが義務付けられている会見エリアに顔を出さずサーキットを立ち去ったことで、25,000ユーロ(314万円)の罰金を科されたという。フェルスタッペンはその理由について次のように説明している。

「その時は本当に話す気すら起きなかったんだ」

「僕はリタイアの後、30分間ほどサーキットに留まって、エンジニアとレースやマシンのバランスについて話し合った。その後サーキットを離れた」

「僕はそれが一番スマートなやり方だと思っていた」

 またレッドブル内で、フェルスタッペンを陥れようという陰謀があるのではないかという説がSNS内で噂されているが、フェルスタッペンはその噂を非難している。

「そんなこと絶対ありえない。チームのみんなはマシンを完璧にしようと、日夜懸命に作業してくれているんだ。壊れてしまったマシンを見た彼らの気持ちを想うと本当に痛ましいよ」

 またチームメイトのダニエル・リカルドが勝利した件について、彼は次のようにコメントしている。

「それを知った時、僕は失望した。自分がレースで勝利する可能性があったことを容易に想像できてしまったのだから」

Charles Bradley