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【ブラジル】「恋人の日」の割賦販売9%のマイナス 小売りの回復ならず

6/27(火) 2:19配信

サンパウロ新聞

 クレジット保護サービス(SPC Brasil)と全国商店経営者連合(CNDL)の調べによると、2017年の「恋人の日」商戦の割賦による販売は前年同時期に対してマイナス9.6%と振るわなかった。伯メディアが13日付で伝えた。

 恋人の日の割賦販売は14年からずっと前年割れが続いている。14年は前年比8.6%減、15年は同7.8%減、そして16年は同15.0%減だった。

 クレジット保護サービスのチーフエコノミスト、マルセラ・カワウチ氏は声明の中で、この結果は期待されていた小売販売の回復がまたしても延期されたことを示していると指摘。「金利は下がり、インフレは目標値を下回っているが、小売業界は所得と雇用の向上という現時点でまだ起きていない事実に景気の回復が反映された時でなければ不況の終わりのプラスの影響を感じることはない」と述べている。

 CNDLのオノリオ・ピニェイロ会長は今年の割賦販売の不調について、所得が債務に縛られ、そして信用供与が縮小している中で、ブラジルの消費者らは一括払いでの物品購入を余儀なくされたと捉えており、「消費者らは自身の懐具合が分割払いによる物品購入によって縛られることにより一層不安になっており、そのため、より低価格なプレゼントを購入し、大抵の人は一括で支払った」との見方を示した。

 両機関による事前の調査では、今年の恋人の日の支払いについては消費者の69%が「現金払い」と回答していた。

2017年6月24日付け

サンパウロ新聞

最終更新:6/27(火) 2:19
サンパウロ新聞