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WTCCのトム・コロネル、ポルトガルFP1走行中に消防車にクラッシュ。25Gもの衝撃を受けるも本人は無事

6/27(火) 20:28配信

motorsport.com 日本版

 WTCC(世界ツーリングカー選手権)のドライバーであるトム・コロネルは、WTCC第5戦ヴィラ・レアルのフリー走行1回目で消防車に追突した。後にそのクラッシュが25Gもの衝撃があったことを明らかにした。

動画:シボレーのトム・コロネル、ポルトガルFP1で消防車にクラッシュ

 コロネルは、ダウンヒルセクションをハイスピードで走行していたが、ターン23で曲がりきれず、コース外へオーバーシュートした。

 ターン23のアウト側のコーナー入り口にはバリアが設置されていたが、途中からバリアがなかったため、コロネルのシボレーはコース外に停車していた消防車の右側面に衝突した。

 彼が所属するローラ・モータースポーツの調査により、コロネルのシボレーの左フロントのハブボルトが損傷していたのが発覚。チームはクラッシュの原因をダウンヒルセクションでホイールナットが緩み、ブレーキングゾーンでタイヤがロックしたと見ている。

 またそのクラッシュによって、コロネルは約25Gの衝撃を受けていたことが明らかになった。しかし、安全装置が機能したことでコロネル本人は無事であったという。

「ブレーキをかけている間、クルマには様々なことが起こった。でも全くクルマが止まらなかった」とコロネルは説明した。

「僕はハイスピードで芝生を横切り、その後、道端に駐車していた消防車に衝突してしまったんだ」

「相当大きな衝撃だった。左フロントのハブボルトが故障していたのがきっかけだったことが判明した」

「僕はクルマを止めるための手段がなかったから、何も為す術もなかった」

「でもその衝撃の大きさを考えると、そこにあったのがコンクリートブロックではなくて、救急車でよかったと思っている」

「全ての安全装置が機能していた。FIAの調査によると、衝撃は25Gもあったようだ」

「僕のヘルメットにはシリアルナンバーが記載されているんだ。だから再びそれを使うことはできない」

 彼のマシンは同じシボレーでWTCCに参戦するカンポスレーシングのガレージに運び込まれ、そこで次戦アルゼンチンに輸送される前に修繕されることになっている。

「エンジンがダメになり、前輪サスペンションも全滅、車体にも大きなダメージが及んだ」とコロネル。

「クルマはまるでバナナのようだった」

「ローラ・モータースポーツのメカニックは、損傷を受けた箇所の修繕に当たっている」

「カンポスは部品取りとして使えるマシンを2台所有していた。また時間制限内にマシンを修繕するために、助っ人としてメカニックをふたり貸し出してくれることになった」

「来週の火曜日、次のラウンドが開催されるアルゼンチンへ向かうため、フランクフルトに行く必要があるんだ」

「マシンを修繕するのには時間がかかりそうだが、誰もが作業を終わらせる自信を持っていると僕は確信している」