ここから本文です

データが証明する無類の勝負強さ ソフトB柳田の100本塁打を徹底解析

6/27(火) 16:14配信

Full-Count

打球方向、球場、対戦相手、状況も…詳細データで見る100本の“価値”とは

 左へ、右へ、センターへ。6月23日の埼玉西武戦で飛び出した3本のアーチは象徴的だった。通算100号本塁打に到達した柳田悠岐外野手(福岡ソフトバンク)は、どの方向にもホームランを叩きこむことができるのが持ち味だ。

【画像】「マイナビオールスターゲーム2017」 ファン投票最終結果&ポジション別詳細

【打球方向別】
右 26本
右中 13本
中 18本
左中 17本
左 26本

 100本の内訳を見るとライトとレフトへのホームランがともに26本と同じ本数である時点で驚異的だが、センター寄りの打球も含めると右方向には39本、左方向には43本と逆方向の方が多くなっている。これだけあらゆる方向に本塁打を放つことができる能力は、歴史的に見ても稀有だろう。それでは、対戦球団別の内訳はどのようになっているだろうか。

【対戦球団別】
北海道日本ハム 18本
楽天 11本
千葉ロッテ 16本
埼玉西武 23本
オリックス 13本
東京ヤクルト 4本
横浜DeNA 7本
中日 4本
阪神 2本
広島 2本

 最多は、通算打率.351と対パ・リーグで最も相性のいい埼玉西武からマークしている23本で、そのうち2本は満塁でのものだった。ちなみにサヨナラアーチは3本で、うち2本は千葉ロッテを相手に叩き込んでいる。所属する福岡ソフトバンク以外では巨人からまだ本塁打を放っておらず、今季も交流戦で記録することはできずに終わった。

投手別で最も多くのホームランを打っている相手は…

【球場別】
札幌ドーム 10本
コボスタ宮城(Kスタ宮城含む) 3本
ZOZOマリン(QVCマリン含む) 4本
メットライフドーム(西武ドーム、西武プリンスドーム含む) 12本
京セラドーム大阪 4本
ヤフオクドーム 47本
横浜スタジアム 5本
ナゴヤドーム 2本
甲子園 1本
マツダスタジアム 1本
東京ドーム 1本
旭川 1本
帯広 1本
盛岡 2本
秋田 1本
郡山 1本
県営大宮 1本
北九州 3本

 本拠地で試合数が多いとはいえ、球場別ではほぼ半分の47本を広いヤフオクドームで放っている事実も、柳田の規格外のパワーを物語っている。札幌ドームの広さをものともしていない点も同様だ。来季は東京ドームでの巨人戦とともに、神宮での東京ヤクルト戦でホームランを打って12球団本拠地制覇となるかにも注目したい。

【投手別(3本塁打以上)】
牧田和久投手(埼玉西武) 4本
有原航平投手(北海道日本ハム) 3本
石川歩投手(千葉ロッテ) 3本

【左右投手別】
右投手 79本
左投手 21本

 対個人で最多は牧田(埼玉西武)なら、牧田にとっての被本塁打最多も柳田の4本だ。「アンダースローには左打者を」の格言は証明されている。それぞれ3本塁打を放ってはいるが、有原(北海道日本ハム)には昨季24打数3安打で6三振を喫し、石川(千葉ロッテ)は通算対戦打率.162と苦手にしている相手だ。

1/2ページ

最終更新:6/27(火) 16:14
Full-Count