ここから本文です

京都市動物園で動物園の物語を上演

6/27(火) 8:00配信

Lmaga.jp

京都の劇団「ユリイカ百貨店」が、2013年から上演しているシリーズ『どうぶつえんものがたり』。小さなカフェやギャラリーで繰り返し上演してきたこのシリーズが、初めて本物の動物園「京都市動物園」(京都市左京区)の園内で無料上演される。

【写真】群れで生活している京都市動物園のゾウ

「ユリイカ百貨店」は、戦前の童話のような語り口&レトロなビジュアルが特徴の劇団。主宰で作・演出のたみおは本シリーズについて、「子育てが一段落して、再び演劇活動を始めるときに『子どもと会話しながら作れたり、思いを共有できる舞台はどこだろう?』と考えて、出てきたのが動物園でした。自分の心のなかに架空の動物園を作って、そこで生活する人たちに少しずつスポットを当てた、1話完結のオムニバスドラマのような作品です」と説明する。

今回上演されるのは、新居のお金を動物の購入費に回し、動物園に住むことになってしまった夫婦の物語『私の恋した青木さん』。その夫婦が、人や動物と繰り広げる出会いや別れを、新婚から晩年までのロングスパンで描いた作品だ。今回は音楽デュオ「ウミネコ楽団」が数曲を書き下ろし、「役者の朗読と音楽がオーケストラのようにシンクロした、聴くだけでも心地よい朗読劇を目指している」という。

上演後には、飼育員を招いたトークも開催。単なる動物の生態や飼育の裏話ではなく「この物語を通した形で、飼育をする上で気づいたことや、人と動物の間に流れているかもしれない感情のやり取りなどをお聞きできれば」と、たみおは期待する。公演は7月9日の11時と13時の2回(開場は開演10分前)、入園料のみで入場可(予約不要)。

文/吉永美和子

最終更新:6/27(火) 8:00
Lmaga.jp