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グラウンドを芝生に 潮岬中で170人が植え付け

6/27(火) 16:46配信

紀伊民報

 和歌山県串本町潮岬中学校で町内の中学校では初めて、グラウンドの芝生化が進められている。25日には雨の中、ポットの苗をグラウンドに植え付ける作業があり、生徒や保護者、地域住民ら約170人が参加した。


 同校は砂ぼこり対策のため、日本サッカー協会(JFA)が校庭や公共のグラウンドの芝生化を推進する「グリーンプロジェクト」の2017年度ポット苗方式芝生化事業に申請。3月末に採用され、苗1万9320株が無償で提供された。

 JFAは08年度から同事業を実施しており、16年度までに全国369カ所139万2300平方メートル(グラウンド約195面分)に芝生のポット苗を提供した。芝生のグラウンドはヒートアイランド現象やほこりの緩和が見込まれる他、転んでもけがをしにくく、適度の湿度で風邪を予防するなど、数々の効果が挙げられている。子どもに外遊びやスポーツを促し、コミュニケーションの輪を育む場にもなる。

 25日にあった植え付け作業では、19日から同校の教職員や保護者が50センチ間隔で掘っていた穴に、参加者が苗を植えた。グラウンドは約4千平方メートル。芝生は3カ月ほどで隙間が埋まって、グラウンド一面に広がるという。約1カ月を養生期間とするため、クラブ活動用に潮岬の町民グラウンドを借りている。

 JFA47都道府県/9地域FA担当部の根本敦史さん(39)は「潮岬中は応募の際の書類で、水やりや芝刈りなどの管理ができると判断されたことと、生徒が少なくて芝生が荒れにくい学校であることから選ばれた。たくさん使って遊んでほしいし、サッカー部があると聞いているので、土とは違うプレーを楽しんでほしい。地域の人にもいろんな形で使ってもらえれば」と語った。

最終更新:6/27(火) 16:46
紀伊民報