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医療費助成、高校まで 川勝知事、現行制度拡充検討

6/28(水) 7:52配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 川勝平太知事は27日、当選後初の記者会見で、選挙戦で訴えていた高校生への医療費助成を具体的に検討する方針を打ち出した。中学生までを対象にした現行制度を拡充する。知事は「向こう4年の間に(対象を)広げる」と述べ、3期目任期中の実現に意欲を示した。

 現行のこども医療費助成は、県から、政令市を除く市町への間接補助。財政力に応じて県と市町の負担割合は変化する。助成により、中学3年生まで通院は1回500円(月4回まで)、入院は1日500円の自己負担に抑える。上乗せして独自の措置を取る市町も多く、2017年4月現在で19市町は通院、入院費ともに完全無料。すでに高校生を対象にしている市町もある。

 知事は拡充分の費用について「3・5億円くらい。財源捻出は可能」との見通しを述べた。ただ、間接補助のため、静岡県内一律で実施するには、各市町が高校生も対象とするよう制度を拡充する必要がある。財政負担を伴うため、市町によって対応に差が出る可能性がある。

 ワンコイン負担に関しては「(現行制度を始めた際に)乱用されるとの意見が多数を占めた」と説明し、必要との認識を示した。

 川勝知事は選挙中の街頭演説で「高校3年生まで入院費、通院費を心配しなくていいようにしたい」などと訴えていた。

静岡新聞社