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モンゴルの少年救おう 脳腫瘍の治療費支援

6/28(水) 7:00配信

茨城新聞クロスアイ

がんと闘うモンゴル人の少年を助けようと、つくば市竹園のモンゴルアンテナショップMONが30日、つくばカピオホールでチャリティーコンサートを開く。同店代表の小園江和博さん(47)が企画。「ひとごとではない」と、収益金を治療費に充てるため、来場と支援を呼び掛けている。

少年はウランバートル出身のバンズラグチ・アムガラン君(7)。脳腫瘍と診断され、現在、日本で治療を受けている。貿易などを通じてモンゴルとのつながりを持つ小園江さんは、4月下旬にアムガラン君が余命6カ月と宣告されたことを聞き、「できることは経済的な一助」と、両親に支援を申し出た。

アムガラン君は2015年7月、突然吐き気をもよおし、検査の結果、脳腫瘍と診断された。いったんはモンゴルで手術を受けたが、最新の治療を受けるため、家族と来日。日本での手術は成功したが、16年11月に再発し転移も見つかった。治療のため、翌12月に再び来日。現在は同市内で両親と暮らし、都内の病院に通って、抗がん剤治療を続けている。

両親はアムガラン君の日本での治療のため、母国で家と車を売り、約400万円の準備資金を捻出した。しかし、これまでの治療などで準備資金は底を突いたという。

コンサートは、モンゴルの民族楽器グループ「イフ タタラガ」が出演。馬頭琴(ばとうきん)など母国の伝統楽器を使ってモンゴル民謡などを披露する。つくば市在住のフリーアナウンサー、鈴木もえみさんによるモンゴルの民話「スーホの白い馬」の朗読もある。

小園江さんは「親子で楽しめる内容になっている。ぜひ会場に足を運んで」と、来場を呼び掛けている。

開演は午後6時半。全席自由。前売り2500円、当日3千円。中学生以下は千円。前売り券はモンゴルアンテナショップMONなどで扱う。同店ではアムガラン君への支援募金も受け付けている。問い合わせは同店(電)029(856)0156。 (高阿田総司)

茨城新聞社