ここから本文です

グーグルを凌駕するハッシュタグ革命

6/28(水) 7:06配信

Web担当者Forum

心得其の509

 

ググるよりもソーシャル検索

先日、ある中高生に話を聞くと、「あまりグーグルでは検索しない」といいます。調べることがないのが理由です。

ほぼすべての同級生が、スマホを持ったことで生まれた「ネットワーク効果」が、わざわざ外部の人間と触れあう理由と「未知の情報」を調べる時間を奪っているようです。

彼らがLINEやInstagramでフォローしているのは、クラスメイトや部活仲間などリアルの知人。このネットワークによる効果とは、利用者の増加に連動した利便性の向上を指します。

さらに「調べる」ときも、グーグル検索よりTwitterやInstagramの「ハッシュタグ」を多用しているといいます。周囲への聞き取り調査にとどまり、統計的な裏付けは不十分ながらも、Web担当者としては見過ごせない地殻変動が起こりつつあるように感じます。そしてハッシュタグには拡散力があります。

 

ハッシュタグがある日常

ガラケー全盛期を知る30歳過ぎのオジサン世代には、「ブームに乗ってSNSのアカウントを作って放置したまま」という人もいるでしょう。SNSにキラキラ写真を上げる若者の気持ちなど、わかるはずもありません。

ですが今、TwitterやInstagramは情報検索ツールとしての活用が広がり、とりわけ若年層をターゲットにした企業にとって無視できない存在です。

SNSマーケティングのアライドアーキテクツの2016年調査によると、ハッシュタグの認知率は約90%、2015年調査からさらに伸びていることがわかります。



レポート詳細を読むと、ハッシュタグの利用目的は「気になる商品や情報を探すため(73%)」が最も多く、「検索が簡単なため(76%)」が検索理由の一番に挙げられています。

 

桁違いの拡散力を実体験する

ハッシュタグの拡散力を体験するのは簡単です。眠っているSNSアカウントを立ち上げて、ハッシュタグを付けてつぶやきます。体験しやすいのは写真のいらないTwitterです。内容は趣味でもいいですが、テレビ番組など、リアルタイムのネタを選ぶといいでしょう。

私はTwitterで、いわゆるマスコミによる「報道しない自由」を批判する立場から時事ネタを発信しています。そうすると、必然的にというのもおかしな話ですが、テレビ報道をつぶやくことが多くなります。

これまでは、多様な言論の末席を汚す程度の軽い気持でのツイートなので、拡散への努力をしてきませんでしたが、ある日、たわむれに番組名をハッシュタグにして投稿しました。すると瞬く間にリツイートされていきます。同じ番組を見ていたツイッター民による同意と賛意です。

 

1/3ページ

最終更新:6/28(水) 7:06
Web担当者Forum