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美容整形、急増の真相「スマホの台数に比例」 手術現場で起きていること「20代以下、10年前の16倍」

6/29(木) 7:00配信

withnews

 美容整形って、どう思いますか? かわいくなれるならいい? 親にもらった体にメスを入れるなんて? 20代以下では抵抗のない人も増えているようです。なぜでしょうか。整形によって、理想の顔や人生をめざす女性を応援する「整形シンデレラオーディション」を企画した湘南美容外科クリニックの富田聡さん(44)に聞きました。(朝日新聞記者・船崎桜)

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「ゴールは美しくなることじゃない」

――2016年に始まり、数百人の応募がある整形シンデレラ。面談や合宿で他の出場者と交流しながら、無料で整形を受けることができる「ファイナリスト」が選ばれます。みなさん整形後にはスポットライトをあびて、ランウェイを笑顔で歩いていました。いじめなどを経験した方も出場していましたね。企画者である富田さんのねらいは何ですか?

「整形を通じて気持ちが前向きになる→毎日を楽しく元気に過ごせるようになる→その結果いいことが起こる、という仕組みを体験してもらうためのものです」

「ゴールは、整形で美しくなることじゃないんです。言うなれば、心の美容整形ですね。『彼氏にふられたから』とかの理由で応募したけど、整形しなくても明るく生きられるでしょう、という子は企画では落選します」

「整形って気持ちの問題」

――整形をきっかけに、心が変わることがあるんですね。

「美しさって、実は周りを認める力、賛美する力を生むんです。醜さは、卑下や、周りを見下すことにつながる」

「整形って、『見た目の問題でしょ』と思われているけど、気持ちの問題です。きれいな人にも、ブサイクな人にも、心の悩みがある。その悩みの深さって外からは見えないものです」

「僕自身も整形しているんです」

「僕自身も、14年前に整形しているんですけど」

――え!

「整形前の写真、見ます?」


――たしかに、目元が違いますね。

「でも僕が二重になって、僕が僕じゃなくなったか。そんなことはないですよね。別に、整形を『超肯定』しているわけじゃないけど、ほら、盆栽と一緒ですよ。『この枝ぶりがこっち向いてたら1億円!』とかあるけど、実際それって針金を通してそうするでしょう。それです」

「僕も整形したあと、『印象が優しくなったね』とか言われる。外見って、みんな口にしないようにしていると思うけど、やっぱりいろいろなことに作用していると思います。人間社会では、好きか嫌いかは絶対になくならないから」

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最終更新:6/29(木) 7:00
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