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日立システムズ、心の健康状態を見える化するサービス

6/28(水) 15:07配信

BCN

 日立システムズ(北野昌宏社長)は、声から心の健康状態の変化を捉え、うつ病をはじめとするメンタル疾患の予防や未病の早期発見に寄与するクラウド型のサービス「音声こころ分析サービス」を6月27日に発売した。

 新サービスは、スマートフォンや固定電話、携帯電話などで録音した音声データから声帯の変化(不随意反応)を分析。心の健康状態を数値化し、約15秒で分析結果をPCやスマートフォンに表示する。心の健康状態を客観的に手軽に見える化することによって、利用者に「こころの不調」の自覚と早期対策を促す。また、分析結果は利用者本人だけでなく、管理者も参照可能なため、メンタル疾患者とその予兆がみられる利用者の早期発見を支援し、社会課題となっているメンタルヘルス対策を支援する。

 スマートフォンで利用する場合は、サービス契約後、アプリケーションをダウンロードし、付与されたユーザーIDとパスワードさえ入力すれば、すぐに利用することができ、管理者に負荷をかけることなく、手軽に導入することが可能。一方、医療機関がサービスを活用する場合、医師は診察や問診で得た情報以外に、患者の心の健康状態が数値化された情報として得られるほか、前回の診察からの傾向を把握する補助的な支援ツールとしても活用できる。

 新サービスの提供に先立ち、神奈川県で試行導入されたほか、さまざまな民間企業でも働き方改革や生産性向上を図る目的で実証実験が行われいる。7月以降については、IoTを活用した健康経営の推進のために自社内でサービスを開始するほか、鎌倉市でも職員の健康サポートの一環として試行導入する予定。さらに、一般内科・心療内科・精神科が専門の新六本木クリニック(来田誠院長)では、医師が患者の日々の心の健康状態を把握するための支援ツールとして正式導入することが決定している。

 税別価格は、1IDあたり月額300円から。100IDから導入可能となる。今後、日立システムズでは、住民サービス向上に取り組む自治体や企業、教育機関、介護施設、医療機関などに向け、積極的に同サービスを提案する。2020年までに累計7億円の販売を目指すと同時に、健康経営や働き方改革の推進を支援していく方針。

最終更新:6/28(水) 15:07
BCN