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西伊豆消防署、津波浸水域外に開署 下田地区組合

6/28(水) 11:08配信

伊豆新聞

 下田地区消防組合は27日、津波浸水域外に新設移転した西伊豆消防署の開署式を西伊豆町の中地区で開いた。同組合管理者の福井祐輔・下田市長をはじめ西伊豆、河津、南伊豆、松崎の町長と消防関係者ら約50人が出席。テープカットや新庁舎の見学、訓練の視察などを通じて新たな活動拠点の完成を祝った。

 新消防署は鉄骨2階建て、延べ床面積約1300平方メートルで、自家用発電機(プロパンガス)や太陽光発電設備などを整備。新たにドローンも配備した。

 署には消防ポンプ車や救急車、救助工作車など計8台、救急隊員や消防・救助隊員ら約30人が配置される。

 以前の消防署は海抜2・5メートルに位置し、南海トラフ巨大地震(レベル2クラス)で2階まで浸水する懸念があった。移転地は海岸から約1・2キロ(海抜約9メートル)にあり、式典で福井市長は「管轄地域のほぼ中心に位置し、巨大地震など災害の初動対応への負担が大幅に軽減された。地域の消防活動の拠点として大いに期待される。地域住民、観光客の皆さんの安全安心を守るため、職員一同技術の鍛錬に励み、消防業務の充実にまい進していく」とあいさつした。

 設計は中村設計、施工は河津建設。本体工事費は5億5600万円。業務開始は30日。

 【写説】新たに津波浸水域外に整備した西伊豆消防署の開署式でテープカットする式典出席者=西伊豆町中地区

最終更新:6/28(水) 14:31
伊豆新聞