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4農協がトップ交代 静岡県内JAグループ新体制

6/28(水) 8:13配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 今年役員改選期の静岡県内JAグループは17の地域総合農協が新体制で始動し、中央会、各連合会のトップ人事は30日の総会などで正式決定する。地域農協は4農協のトップが交代。2015年の農協法改正に続き、先の通常国会では農業競争力強化プログラムに沿った8法が成立した。県内の農業と新3カ年計画初年度の各農協は大きな転換期に踏み出した。

 地域総合農協は3組合の代表理事組合長が代わった。ハイナン(本店・牧之原市)は大石直司氏が常務理事から、遠州夢咲(同・菊川市)は堀内和清氏が代表理事専務から組合長に昇格した。大石氏は元県信連職員で14年からハイナンの常務理事。堀内氏は元茶農協組合長。05年遠州夢咲理事、常務理事を経て14年から代表理事専務。なんすん(同・沼津市)は岡田晃一副組合長が組合長に昇格した。

 組合員の意思反映機能と日常的業務を分離して経営管理委員会制度を導入している遠州中央(同・磐田市)は、鈴木勝会長が静岡中央会長に就任した後、7月に後任が選出される。

 13農協の組合長・経営管理委員会長が再任するのは、このうち10農協が就任2期目と在任期間が短いことに加え、農協を取り巻く環境が急激に変わっていることが背景にある。

 農協法が改正され、全国農業協同組合中央会(JA全中)による経営指導システムが廃止される。全国農業協同組合連合会(JA全農)は高コスト体質改善の成果を19年5月までに出すよう求められている。県内JAグループにも共通する業界構造があるが、既に14年度に大綱を策定して自己改革に着手した。

 静岡中央会長に就く鈴木氏は静岡厚生連経営管理委員会長、共済連静岡運営委員会長を兼任する。中央会副会長には青山吉和氏(静岡市)が就任する。県信連経営管理委員会長は柴田篤郎氏(しみず)、静岡経済連経営管理委員会長は清周二氏(富士宮)が内定している。

静岡新聞社