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【ミシュラン X-ICE3+】摩耗が進んでもアイスブレーキ性能を維持する「Mチップ」とは?

6/28(水) 10:30配信

レスポンス

日本ミシュランタイヤが6月26日に発表した新スタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE3+」は、摩耗時のアイスブレーキ性能を向上させたのが最大の特徴。記者会見では発表が一通り終わると、その“秘密”を知りたいとする質問が数多く出た。

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MICHELIN X-ICE3+は、従来技術の「トリプル・エフェクト・ブロック」「マックスタッチ」「バリアブルアングルサイプ」に加え、表面再生ゴムに氷上の水を吸い上げる「Mチップ」と呼ばれる新技術を含んだ。これにより、摩耗が進んでも次々とMチップがその役割を果たすため、アイスバーンでのブレーキ性能が長期間にわたって続くとしている。

注目は、そのMチップとは何なのか。日本ミシュラン マーケティング部ブランド戦略マネージャーの望月一郎氏も「ここに多くの質問をいただくと予想していた」と明かすように、会場にいた人の大半はそこに関心があったはずだ。しかし、そのチップそのものについては「企業秘密で答えられない」とした。ただ、「コスメ系製品にも使われるほど人体には無害なもので、環境にも影響は全くない素材」(望月氏)ではあるという。

また、Mチップが加えられたことによる乗り心地や耐摩耗性、ノイズへの影響はないのかとの質問には、「いずれの性能も従来のX-ICE3レベルには到達しており、マイナス面はまったくないと考えている」(望月氏)と回答。夏季期間中の保存手段についても「直射日光を避けた低温保管が望ましいが、これまでのスタッドレスタイヤと同様に取扱で構わない」とした。

「X-ICE3」に続く製品がどうして“ICE4”とはならず“+”を加える形にしたのかとの質問については、「現在でもX-ICE3が販売が好調である上に、トレッドパターンを変えずに性能アップを図ったため」(望月氏)という。タイヤサイズのラインナップを15インチ~18インチの計15サイズに限定したのは想定車種があってのことかとの質問には「市場で多く売れている車種を念頭に置いている」(マーケティング担当者)との回答のみとどめた。

なお、「MICHELIN X-ICE3+(ミシュラン エックスアイス スリープラス)」は8月1日より発売され、すべてがオープンプライスとなるが「従来品と同じ価格帯で販売される見込み」(望月氏)。生産地と販売エリアについては「中国で生産され、日本と中国だけの限定販売となる」(望月氏)とのことだった。

《レスポンス 会田肇》

最終更新:6/28(水) 10:30
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