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事故の矢沢永吉は大丈夫? 企業で異なるCMタレントのNG行為

6/28(水) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「やっちゃえ NISSAN」の永ちゃんまで“やっちゃった”。

 木村拓哉(44)が都内で玉突き事故を起こしたその翌日(21日)、矢沢永吉(67)も都内でタクシーと接触事故。

 数年前にスピード違反のスネ傷もあるキムタクは「車のCMは絶望的」と広告業界でささやかれているようだが、永ちゃんも2015年から日産自動車のCMに出演。今回の事故の影響はあるのか。日産に問い合わせたところ「基本的に(CM)放送予定に変更はありません」(広報担当者)。

 まあ、日産はゴーン会長自ら、社長だった13年前に都内でポルシェを運転中、バイクと接触事故を起こした過去もある。おおらかな社風なのかもしれないがCMタレントに“コンプライアンス”は付き物だ。やってはいけないこととは何か?

「家庭的なイメージが優先される食品メーカーなどのCMは“離婚”がペケ。不倫騒動のベッキーはスズキの『アルト』など10本のCMを降板しましたが、女性ユーザーの多い広告で不倫はNGになります」(芸能リポーターの城下尊之氏)

 CM契約を結ぶにあたり契約書には「出演者は、製品(商品)の品位やイメージを損なわないよう配慮する」といった条文が盛り込まれるのが一般的。おしどり夫婦として知られた保阪尚希と高岡早紀は「サッポロ一番」などのCMに夫婦で出演していたが、不仲がささやかれた頃に契約を打ち切られた(04年に離婚)。

 また、ミスターこと長嶋茂雄は、特定保健用食品「アミールS」のCMに長く出演していたが、脳梗塞で倒れて以降は起用されていない。

■お酒の広告には厳格な基準

 アルコール飲料のCMに出演している女性タレントは“妊娠”がご法度だとか。6年前にはサントリー「角瓶」のCMに出演していた小雪が妊娠で降板し、現在は井川遥に代わっている。妊娠はメデタイが、酒類のCMに妊娠中の女性を登場させないという業界の慣例にのっとった措置だ。

 実は酒類の広告には、業界団体が定めた厳しい自主基準がある。

「テレビ広告においては25歳未満の者、未成年者にアピールするキャラクター・タレントを広告モデルに使用しないといった基準もあります」(「酒類の広告審査委員会」担当者)

 つまり、ドラえもんは出られないわけ。

 もっとも、最近は元がん患者の宮迫博之ががん保険のCMに出たり、多重債務経験のあるブラックマヨネーズが債務整理のCMに出演するような例もある。キムタクも損保のCMには引っ張りダコかもしれない。