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欅坂46刃物男の巧妙手口 握手会には空港並み警備が必要に

6/28(水) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 ひとつ間違えれば、大惨事になっていた。アイドルグループ「欅坂46」が今月24日に千葉・幕張メッセで行った握手会で、会場内に果物ナイフを持ち込んだとして、無職の男(24)が銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕された事件だ。

 男は手荷物置き場で発煙筒に点火し、会場内は煙に包まれ、大パニックに。しかも、メンバー1人の名前を具体的に挙げて「刺して殺そうと思った」と供述しているというから、メンバーにしてみれば生きた心地がしないだろう。事件翌日の握手会は予定通り行われたが、平手友梨奈(16)らメンバー6人が体調不良などで欠席した。

 男の手口は巧妙で、まずは果物ナイフが入った手荷物を誰かの“忘れもの”として係員に届けた。自らは手ぶらで手荷物検査と金属探知機をすりぬけ入場。その後、忘れものとして届けた手荷物を受け取りに行き、果物ナイフを持ち込むことに成功したという。当日、金属探知機の検査は主に体のみで、手荷物は目視での確認のみだったという情報もある。

 そうなると、手荷物に“凶器”を忍び込ませることはたやすく、今回の男のように入念に計画すれば、さらに大胆な犯行も可能だろう。今後は、空港や国会議員会館に導入されている「金属探知機ゲート」や「X線による持ち物検査」なども必要になってくるのではないか。

「思い出されるのは、14年5月に起こったAKB48の握手会での事件です。当時24歳の無職の男が、川栄李奈らメンバーをノコギリで切り付けた。男には懲役6年の実刑が言い渡されています。しかし、川栄らには“トラウマ”が残り、その後握手会に参加することはなかった。大規模な握手会の場合、警察だけでは全く警備が追い付かず、バイトスタッフを雇ったりしていますが、しょせんはバイト。今回の男のように“捨て身”でかかってこられると防ぎようがない。3年前の事件以来、第2、第3の襲撃事件がいつ起きてもおかしくないとみられていました」(スポーツ紙記者)

 メンバー、ファンの安全のためにもいち早い対応が求められる。