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豊田議員はハゲ暴言 パワハラがやめられない人の心理学

6/28(水) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 豊田真由子センセイの絶叫パワハラが話題になる中、福島県警で“オトコ版真由子”が停職3カ月の懲戒処分を受けた。

 処分されたのは災害対策課に勤務する36歳の警部補。2015年4月から16年11月まで、部下にあんかけ料理をかけ、尻を蹴飛ばし、頭をバリカンで丸刈りにするなどの行為をしていた。

「15年4月に巡査部長から警部補に昇進。部下が11人に増えたため、“自分のほうが立場が上だ”と権力を誇示したようです。食べ残しのカップ麺のスープを飲ませたこともあった。被害者は11人。警部補は“自分は偉いと錯覚し、調子に乗っていた”と反省しています」(地元関係者)

■「私の支持者を怒らせるな!」に込められたエゴ

 政策秘書を「このハゲー!」と怒鳴った豊田議員もこの警部補も立場を悪用してやり放題。なぜこうなるのか。明大講師の関修氏(心理学)が言う。

「ひと言でいえば、親などに叱られたり叩かれたことがないからです。これ以上やったら人が傷つくという加減が分からず、自分は何をやっても許されるという『全能感』にかられた。彼らに共通するのは上の立場の人には猫なで声で接し、弱い人に威張り散らすこと。豊田議員の場合、安倍首相や菅官房長官に注意を受けたら、シュンとなって暴走をやめたはずです」

 関氏は豊田議員の言葉「私の支持者を怒らせるな!」の「私の」に注目する。

 これは支持者に迷惑を掛けるなの意味ではなく、「私を怒らせるな」の意味。支持者より自分が大切、世の中は自分を中心に回っていると信じていることの表れだ。また、秘書をミュージカル口調で脅したのはいじめを楽しんでいる証拠という。

「豊田議員は東大出のエリートですが、“私は美人ではない”というようなコンプレックスがあり、それが自分の完璧さを壊していると感じているのでしょう。その矛盾が対外的な攻撃に出て、“私は悪くない”と自己弁護に走るのです。いまから性格を治すのは至難のワザ。議員を辞めて仏門に入れば間違いに気づくでしょうが、悪くするとお寺で権力争いに狂奔しかねません」(関修氏)

 救いようがない。