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ハヌルも欠場 全英オープン資格放棄する外国人選手の打算

6/28(水) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 144選手が出場する全英リコー女子オープン(8月3日開幕・キングスバーンズGL)は、日本女子ツアーに出場キップ7枚が振り当てられている。

 先週の大会が終わって有資格者を除く賞金ランク上位5人。それに昨季の賞金女王とLPGAツアー選手権リコーカップ優勝者の合わせて7人分だ。

 賞金女王はイ・ボミ、リコーカップ優勝はキム・ハヌル。賞金ランクは1位キム・ハヌルと3位テレサ・ルー(昨年大会15位以内)が有資格者のため、2位鈴木愛、4位イ・ミニョン、5位全美貞、6位アン・ソンジュ、7位上田桃子が資格を得た。

 しかし、全英女子オープン日本広報事務局によると「キム・ハヌル、イ・ボミ、申ジエ、テレサ・ルーはマネジメント会社からエントリーしないと聞いている。全美貞とアン・ソンジュについては確認中です」と言う。

 全もアンも欠場の意向という。

■賞金女王には代わりがいない

 せっかく手に入れたメジャー出場権を放棄するのだ。それも日本ツアーでプレーする韓国人、台湾人と外国人選手ばかり。その昔、「全英オープンは嫌い」といって出場資格がありながら欠場して批判を浴びた尾崎将司とまったく同じだ。

「賞金ランクでの欠場なら、資格が繰り下がって出場を希望する選手にチャンスが回ってくるが、イ・ボミやキム・ハヌルの場合は違う。賞金女王やリコーカップ優勝者には代わりがいない。せっかく主催者が日本向けに出場枠を用意したのに無駄になるわけです。全英は日本企業が主催者であり、日本ツアーから多くの選手を出場させたいという意向を踏みにじることにもなる。特にキムはリコーカップに勝っており、主催者に失礼です。欠場選手が続出しており、これから出場枠が見直されて、減らされることも十分に考えられる。それは日本女子ツアーにとって大きな損害です」(ツアー記者)

 全英には米ツアープロも出場し、コース設定も違いタフな戦いになる。シーサイドのリンクスコースでは8月でも冷たい風が吹いてスコアメークにてこずる。出稼ぎ韓国人、台湾人選手にとっては、下手な女子プロ相手に、日本でがっぽり稼ぐことができるのに、わざわざ過酷な全英まで出かける必要がないということだろう。