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過去に協会でも発覚 J常務“ハレンチ行為”は氷山の一角か

6/28(水) 12:14配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 日本サッカー協会(JFA)にしても、Jリーグにしても「セクハラおやじが横行するような不適切な職場なの?」と言われても反論できないだろう。27日、Jリーグ村井チェアマンが「中西大介常務理事(51)によるパワハラとセクハラが認められ、辞任の申し出を受理した」と発表した。

「勤務時間中に(J女性職員に対して)高頻度で電話をかけたり、映画や美術館に誘って不快感を持たれた」(村井氏)

 中西氏といえば、Jリーグが17年から英パフォーム社「ダ・ゾーン」と10年・2100億円の巨額放映権を結んだ際の中心人物。大商いを取り仕切って増上慢になってしまったのだろう。「オレが莫大なカネをJリーグにもたらした」と吹聴するようになり、「部下や関連会社の職員にエラソーな物言いをして煙たがられていた」(マスコミ関係者)ともっぱら。

「映画雑誌にコラムを投稿するほどの映画狂。Jリーグの一部女性職員に『映画と食事に行こう』と執拗に迫り、それこそ蛇蝎のごとく嫌われていた。もっとも本人は嫌われていることに気付いておらず、一度でも映画や食事に付き合うと『好意を持たれている』と勘違いするところがあった」(サッカーライター)

 JFAでは、13年10月にも当時の田中道博専務理事(59)がセクハラを理由に辞任に追い込まれた。「理事を務めていた日体協女性職員に対する彼のセクハラを知らないJFA幹部はいなかった」(前出の関係者)。セクハラは同年6月に発覚したが、JFAは「公にせず処分なしで乗り切ろうとした」(前出のライター)。実際、辞任した際も「疑惑は否定できないが、セクハラをしたという事実はありません」(田嶋JFA副会長=現会長)と強弁。周囲から「知ってるくせに」と声が上がったものである。

 いずれにしても中西氏は田中氏と同様、ハレンチ行為によって職を失い、サッカー界全体に泥を塗りたくった。まさか「氷山の一角」じゃないだろうが、情けないのひと言である――。