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パリ移転認可を一部銀行が取得、英EU離脱に備え=仏中銀前総裁

6/28(水) 12:43配信

ロイター

[パリ 27日 ロイター] - フランス銀行(中央銀行)前総裁のクリスチャン・ノワイエ氏がロイターのインタビューに応じ、ロンドンを拠点とする銀行が英国の欧州連合(EU)離脱後にパリで業務を行うために水面下で認可獲得を進めているとの見方を示した。マクロン大統領はパリを金融センターにする政策を掲げている。

パリの金融ハブ化を検討する政府グループのメンバーであるノワイエ氏は、先の選挙でマクロン氏が大勝して以降、銀行の態度は改善したと指摘。

「改革案がうまくまとまれば、3─4カ月後には労働の柔軟性の面でドイツなども上回るだろう」と述べた。

ただ、これまでのところ、銀行や保険会社などではフランクフルトやダブリン、ルクセンブルクといった競合都市に新拠点を開設する動きが目立っている。

ノワイエ氏はパリも成功を収めつつあるとし、「銀行が認可取得を必要としないケースもある。公表していないが、一部は認可を得て、営業する態勢ができている」と明かした。

また、現在ロンドンが拠点となっているユーロ建て金融取引の清算業務を巡り、EUが域外での清算活動への監督権限強化の考えを示していることについては、「十分ではない」と指摘。EU側は欧州中央銀行(ECB)が以前から求めるように、清算業務の一部を欧州本土に移すべきだと話した。

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最終更新:6/28(水) 12:43
ロイター