ここから本文です

“鬼コーチ”吉田沙保里、男子選手に猛ゲキ「代表辞める?」

6/28(水) 19:21配信

デイリースポーツ

 “霊長類最強魂”が男子選手にも注入された。レスリングの世界選手権(8月、パリ)に向けた日本代表の強化合宿が28日、愛知県大府市の至学館大で行われ、報道陣に公開。珍しく男子フリー、グレコローマン、女子の3スタイル合同で行われ、女子の選手兼任コーチの吉田沙保里(34)=至学館大職=が男子選手にもゲキを飛ばすなど、白熱した練習が繰り広げられた。

 吉田の元気な声が道場に響く。「がんばれ!ゴー!ゴー!」。リオ五輪で5個のメダルを獲得した「至学館流」のハードなトレーニングメニューに、慣れない男子選手は大汗をかきながら四苦八苦。グレコローマンスタイル130キロ級代表の園田新(ALSOK)がロープを上れずに「無理です」と弱音を吐くと、吉田は「いま無理って言った?代表辞める?」とハッパをかける“鬼コーチ”ぶりで鼓舞した。

 吉田は「男女合同はなかなかないことなので、世界選手権に向けて刺激し合って、気持ちの持ち方や体力の磨き方など実りのある練習になればいい」と話した。日本協会の栄和人強化本部長(57)は「(女子と)同じメニューをやったら男子がヘトヘトになってた。男子も世界選手権で各スタイル1個でもメダルを獲って、東京五輪につなげたい」と、日本レスリング界全体の底上げを期待した。