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欧州でイスラム過激派6人が逮捕、スペイン・英・独警察が捜査協力

6/28(水) 18:25配信

ロイター

[マドリード 28日 ロイター] - スペイン、英国、ドイツで、過激派組織「イスラム国」とのつながりが疑われる計6人が逮捕された。スペイン内相が28日明らかにした。構成員候補者の教化や尖鋭化を担当していた疑いがあるという。

スペイン内務省によると、同国警察は英独と協力し、スペインのパルマ・デ・マヨルカで4人、英独で各1人を拘束したと説明。各国警察は、欧州警察機関(ユーロポール)、欧州司法機構(ユーロジャスト)などの機関を通じて犯罪阻止のための情報を共有し、捜査協力を実施したという。

容疑者らは暴力的な動画を製作・回覧し、戦闘員として紛争地帯へ送り込む若者を採用するため毎週秘密会議を行っていた。

警察は、スペイン在住の若いイスラム教徒がシリアへ向かう姿を撮影した一連の動画をウェブサイトで発見し、2015年から捜査を開始していた。厳格なイスラム信仰を主張する「サラフィー主義」の指導者で、これらの動画のプロデューサーだった人物は今回、英国で逮捕された。スペイン内務省によると、複数の欧州諸国で監視対象に入っていた。

この人物は最近、地中海に浮かぶスペインのマヨルカ島で、同国で後に逮捕される4人と接触。戦闘員の勧誘と教化を指示したという。ドイツで逮捕された人物は、採用ビデオの作成に携わったとされる。

スペインでは、15年6月に警戒レベルが上から2番目の4に引き上げられた後、イスラム過激派の関係者178人が逮捕された。

最終更新:7/17(月) 11:49
ロイター