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【中日】又吉、2戦連続の好救援!森監督の「左打者に勝てない」に発奮して福留&糸原料理

6/28(水) 23:26配信

スポーツ報知

◆中日1―0阪神(28日・ナゴヤドーム)

 中日が今季3度目の1―0勝利で阪神に連勝。3カード連続勝ち越しを決め、最高で「12」あった借金も5月以降では最少の「5」まで減らした。

 投手陣の奮闘が光った。先発のジョーダン・ノルベルト投手(30)は4日の楽天戦(ナゴヤドーム)以来の先発で7回途中無失点。チームトップの5勝目を挙げた。2番手・又吉克樹投手(26)も救援に成功。8回は岩瀬仁紀投手(42)、9回は田島慎二投手(27)が3人ずつに抑えて接戦を制した。

 特に相手に渡しそうになった試合の流れを引き戻した又吉の活躍が大きかった。1点リードの7回2死一、二塁、阪神が小野に代えて右打者の俊介を送り込んだところでマウンドへ。相手ベンチは、代打の代打で左打ちの糸原に交代。それでも又吉は「左打者が来るのは分かっていた」と表情を変えなかった。初球は外のスライダーを見逃させて、2球目に内角高めの直球で勝負。二ゴロに打ち取った。「詰まらせるのが理想だった。高低差と横(の揺さぶり)を使えた」と胸を張った。

 27日の同カードでも1点リードの7回2死満塁の大ピンチで登板し、左打者の福留を空振り三振に仕留めた。さらにイニングをまたいで8回も続投し、アウト2つを取ってからマウンドを岩瀬に譲った。

 東京遠征中だった25日、名古屋ローカルのドラゴンズ応援番組で森繁和監督(62)が吐いた痛烈な言葉を伝え聞いた。

 「又吉は先発はもう無理でしょう。相手が左を並べてきたら勝てません」

 昨秋から先発転向を視野に調整を続けていたが、開幕すればブルペン要員。それでも4月13日のヤクルト戦(神宮)でプロ初先発してから、スターターとして9試合で3勝0敗(救援での勝利も含めて4勝0敗)。クオリティー・スタート(QS=先発6投球回以上、3自責点以下)を7度マークした。防御率2・25は僚友・バルデス(2・14)に次ぐリーグ2位。勝率10割は広島・大瀬良と2人だけの安定感だ。

 それなのに交流戦明けから再びブルペンに戻された。又吉は「チームに貢献できるなら、先発でも中継ぎでも敗戦処理でも何でもいい」と殊勝に話したが、友利結投手コーチ(49)は「本人は野球人生(の展望)として『先発で』というのを持っている」と胸の内を代弁する。そして「監督は又吉の性格が分かっている」と、あえて厳しいセリフでサイド右腕を発奮させている指揮官の意図も代弁した。

 くしくも、27日の福留、この日の糸原はともに左打者。森監督の鼻を明かすような快投だった。「まだ2試合なのでね。次に打たれたら即2軍と思ってます」と、どこまでが本音か建前か分からない又吉。間違いないのは、貢献度が投手陣トップクラスという事実だ。

最終更新:6/28(水) 23:43
スポーツ報知

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