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具志堅用高、仮面女子主演映画『冬の糸』で本格人間ドラマ演じる 「俳優のオファー増える」と監督も太鼓判

6/28(水) 11:42配信

デビュー

 最強の地下アイドル・仮面女子のメンバーが女優として出演する映画を製作するプロジェクト「Alice Film Collection」の最新作『冬の糸』の記者会見が27日、秋葉原・仮面女子カフェで行なわれ、俳優として参加した具志堅用高が登壇した。

【写真】Alice Film Collection最新作『冬の糸』の記者会見の写真。

 映画『冬の糸』は、父子家庭で育った主人公・舞子(窪田美沙)が、母のように慕っていた姉・祥子(桜のどか)の逝去に向き合い、喪失感のなかから希望を紡いでいく物語。具志堅は祥子を亡くした後、家に閉じこもるようになった漁師の父・清二を演じた。外山文治監督は、寡黙な父役に具志堅の出演を熱望。「バラエティで見せる楽しい姿と違って、ボクシング中継で話されいてるときの、負けた選手にかける言葉や見つめるまなざしの優しさ、あたたかさに注目していました。台詞が少ないので(表現するのは)佇まいしかないんです」とキャスティングの理由を語る。

 共演した窪田は「すごくオーラがありました。撮影ではお父さん感を出してくださって、すぐにお父さんだって思えました」といい、桜も「カメラがまわると、寡黙な古き良き日本の父という雰囲気なんですが、撮影が終わると明るくて優しくて面白くて。そのプロ意識が刺激になりました」と絶賛。具志堅自身は「緊張したよ~。スポーツやバラエティとは違う、責任感があって小さくなってました」と笑いながら、「小さいときから船や海、お父さんの背中を見ていたし、私生活でも娘がいるから、自然と台詞と演技がマッチしたんですよね」と手ごたえも感じているよう。

 主演に抜擢された窪田は、仮面女子のなかでも将来女優を志望しているメンバー。監督は「仮面女子のライブを見たとき、ステージ上で“日本を代表する女優になりたい”と言うのを聞いて、秋葉原にも女優という夢を持った人がいるんだなと思って。“アイドルを一旦お休みして、女優としてぶつかって来てください”とお願いしました」と語る。そして「カメラが回っている以外のところでも、感情移入して泣いている姿を見ているので、しんどい現場をよく乗り切ってくれたなと思いました」と感受性の高さと根性を評価した。

 演技で相対した具志堅も「アイドルの笑顔と勇気はすごいなと思いました。父娘でケンカをするシーンでも、演技だけど真剣に向かって来ましたね。本当に親子と言う感じが出たんじゃないかな」と窪田の演技を受けてリアルなシーンが生まれたことを明かした。窪田は「アイドルは常に可愛く笑顔でなきゃいけないんですが、撮影の間はそれを無視して、演じることに集中しました。めちゃくちゃ泣くし、すごい顔するし。でもそれで役の気持ちが伝わればいいなって。それだけを考えていました」と女優の顔を見せた。

 監督が「これから演技のオファーが増えるんじゃないか」という具志堅の演技。本格的な演技は10年も前というが、具志堅は「そこは世界チャンピオンになれるかなれないか(の違い)です。なる人はちょっとのアドバイスで自分を磨くんです」とプライドをのぞかせる。一方で「演技となると身体が固いので、ガッツ石松さんにはかなわないですね~。でもちょっと近づきたいという夢はあります。僕は感動を与えるのが好きなので、台本に共感して面白い作品であれば」と今後の俳優活動の可能性も示唆した。

最終更新:6/28(水) 11:42
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