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福島空港で小型機トラブル 4便欠航

6/28(水) 9:13配信

福島民報

 27日午後2時ごろ、福島空港に着陸した小型機が滑走路上で前輪が壊れ動けなくなった。パイロット(48)=埼玉県深谷市=ら搭乗していた男性2人にけがはなかったが、国土交通省は事故につながりかねないトラブル「重大インシデント」と認定。運輸安全委員会は28日、航空事故調査官2人を空港に派遣し、原因などを詳しく調べる。このトラブルの影響で、同空港発着の4便が欠航した。
 福島県福島空港事務所や国交省、須賀川署によると、小型機は滑走路に機首を打ち付けて着陸後、右側にそれ始め、機首が地面に接触した。そのまま200~300メートルほど滑り、全長約2500メートルの滑走路の中央付近で停止した。機体から火や煙は出ておらず、前脚が折れたような状態だった。当時、周辺の天候は薄曇りで、路面は乾燥していた。
 小型機は個人所有の6人乗りで、埼玉県川島町の飛行場「ホンダエアポート」を午後1時20分ごろ出発し、午後2時ごろ福島空港に到着予定だった。パイロットの男性は飛行目的について「プライベート」と話している。機体は午後6時ごろ、滑走路から離着陸に影響のない制限区域に移された。
 県によると、この影響で滑走路は午後2時10分から午後6時46分まで、約4時間半にわたり閉鎖された。発着予定だった5便のうち、新千歳発福島行き、福島発大阪(伊丹)行きの全日空2便、大阪発福島行き、福島発大阪行きの全日空とアイベックスの共同運航2便が欠航し、搭乗予約客305人に影響した。この日の最終便となる全日空大阪発福島行きは閉鎖解除後に到着した。
 県によると、福島空港での重大インシデントは、2007(平成19)年5月に千葉県の会社員が乗る小型モーターグライダーが不時着して以来となった。

福島民報社

最終更新:6/28(水) 9:21
福島民報

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