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おカネのプロは毎月何に投資をしているのか

6/28(水) 10:45配信

投信1

7月を前にボーナスを何に使おうかと考えている人も多いと思います。貯金でしょうか、夏休み前の旅行でしょうか? 住宅ローンの支払いなど、すでに使い道が決まっているという方もいるでしょう。もしかすると思い切って何かに投資してみよう! と考えている方もいるかもしれませんね。

今回は、世界を代表する資産運用会社であるフィデリティ投信の社員がDC(確定拠出年金)プランで運用する資産の概況を同社から教えていただきました。お金のプロがどのような資産に投資をしてるのか、見ていきましょう。

お金のプロの運用の内容を見てみる

2017年3月末のフィデリティ投信の従業員が加入するDCプランのポートフォリオは以下の構成になっています。

預金(元本確保型):17.9%
保険(元本確保型):6.0%
国内債券型:3.4%
外国債券型:9.3%
国内株式型:28.8%
外国株式型:28.2%
バランス型:6.2%

元本確保型の預金・保険があわせて23.9%と全体の約4分の1を占めています。当然かもしれませんが、お金のプロとは言っても全額をリスク資産に投資をしているわけではないようです。

その一方で国内外株式にも57%を投資をしています。このあたりはしっかりとリスクをとって運用している印象があります。

過去2年でお金のプロの運用の中身はどう変わったのか

では2年前、2015年3月末はどうだったのでしょうか。先ほどのようにポートフォリオの中身を見ていきましょう。

預金(元本確保型):14.9%
保険(元本確保型):4.5%
国内債券型:2.4%
外国債券型:9.7%
国内株式型:29.9%
外国株式型:32.8%
バランス型:5.4%

元本確保型が19.4%と2割を切っているのに対し、国内外株式は62.7%と、2017年3月末と比べて元本確保型の比率が低く、株式の比率が高くなっています。つまり、現在よりも「リスクオン」の状況だったわけです。

ここ2年で見てみると、テロはもとより、昨年には英国のEU離脱による危機、今年に入ってからは米国でトランプ大統領誕生による保護主義懸念などがありました。マクロ経済動向に関して不確実性が高まったといえることもこの変化の背景にあるのかもしれません。

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最終更新:11/28(火) 12:55
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