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AIで会話が弾み、SNSで思考が衰える。これから「伝え方」に起きること

6/28(水) 6:01配信

ホウドウキョク

固定電話、ポケベル、PHS、ガラケー、電子メール。いつの時代も、新しい技術や機器が登場するたびに「便利にはなったものの、人間の絆が…、記憶力が…」などと批判や懸念の声が出るのは世の常といった感じ。

【関連】未来の会話は3択に?

AI(人工知能)やSNSなどの進化を、お笑いタレント・パックンはどう考えているのか、話を聞いた。

もし、AIに頼ったらどうなる?

――ホウドウキョクの記事では「AIがどんどん発達して、コミュニケーションの形が変わっていくんじゃないか」という未来を考えるテーマが人気です。
例えば、パックンにインタビューする時には、AIが質問する内容を考えてくれる。しかも、それを3択で表示してくれるメガネなんて登場するかもしれないですよね。

選択肢1に「パックンの生い立ちを教えてください」、選択肢2が「今後のことについて聞きましょう」…そんな感じでメガネに表示されて、3つの質問から選ぶだけでいい。

遠くない未来にそんな時代が来るかもしれない。ただ、そうした技術が発達しすぎると、コミュニケーションができない人がどんどん増えていくという懸念の声もあります。

逆にそれを「補足」だと思えば、コミュニケーションが楽しくなるかもしれませんよ。

僕ら芸人のようにしゃべる職業の人は、頭の中に引き出しがガーッと並んでいるんですよね。どこかの資料室のように。そして、しゃべっている間にも“ラベルを見ている目”があるんですよ。

若いころの話、大学の話、社会人になってからの話、本で読んだ話、ウィキペディアで調べた話、自然界の例え、社会の例え、アメリカの例え、このあいだ行った国の例え、報道で見た何か、映画で見た何か…。保管箱のラベルを常にチェックしているんですよ。

ちょっと心に引っかかった話だと、何かタイトルが付けられるんですよ。そこから引き出して使おうとする。しゃべりながらずっと「探す作業」と「タイトルをつける作業」を脳の奥では同時進行でやっているんですよ。

それをAIがやってくれて、僕が持っている引き出しをすべて把握してくれるなら、会話の中で面白そうなものを「ピッ」と提供してくれるかもしれないですよね。

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最終更新:6/28(水) 6:01
ホウドウキョク