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秋サケ今年も不漁か 24年ぶり凶漁の昨年下回る予測

6/28(水) 19:42配信

みなと新聞

 北海道の秋サケは今年も不漁予測-。北海道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場は27日、札幌市であった道連合海区漁業調整委員会で、今年の秋サケ来遊予測(沿岸・河川捕獲を含む)を2480万6000尾と公表した。昨年実績に比べ4%減。昨年の3年魚来遊が極端に少なく、今年の主群となる4年魚の回帰も少ない予想で、24年ぶりの凶漁だった昨年を下回る可能性を示した。

 秋の味覚で「秋あじ」とも呼ばれる秋サケが2年続けて不漁となれば、北海道の水産業への打撃は大きい。昨年は秋サケに、ホタテ貝、サンマも不漁で、北海道の漁獲量は1956年の統計開始以来、初めて100万トンを割った。

 昨年の秋サケ来遊数は前年比3割減の2579万4000尾。北海道漁連集計の漁獲量は3割減の7万5000トン。1992年の7万7000トン以来の凶漁だった。1尾の重量に左右される側面はあるが、今年の漁獲量は昨年を下回る可能性がある。

 予測は昨年3年魚来遊数から今年の4年魚、昨年4年魚から今年の5年魚の来遊数を推定する方法に基づた。昨年の年齢別来遊数は、5年魚(2011年生まれ)が1366万尾で平年並み。しかし、主群であるべき4年魚(12年生まれ)が1069万尾と全体の4割にとどまり、さらに3年魚(13年生まれ)が85万尾といずれも平成以降で最低の来遊だった。そのため今年の5年魚、4年魚の低迷予測につながった。

最終更新:6/28(水) 20:16
みなと新聞