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ハミルトン「ベッテルとフェラーリは、メルセデスからのプレッシャーを受けている。それが僕らの武器」

6/28(水) 8:20配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルはアゼルバイジャンGP決勝中、セーフティカーラン中に減速したルイス・ハミルトン(メルセデス)のマシンと接触。これに怒ったベッテルはハミルトンの横にマシンを並べ、”体当たり”した。当然この件は審議対象となり、ベッテルが『潜在的に危険なドライビング』をしたとして10秒のストップ&ゴーペナルティが科せられた。その結果、彼は優勝を逃し4位でレースを終えた。

【写真】ヘッドレストの問題によりレースを落としたハミルトン。5位でフィニッシュ

 このインシデントは、タイトル争いをしている両ドライバーとチームの緊張を一気に高めることになった。

 ベッテルはハミルトンに”ブレーキテスト”をされたことで、接触することになったと主張した。FIAはこの点に対しても調査を行ったが、そのような行為はなかったとされている。

 ベッテルは精神的にハミルトンほど強くないと思うか、と訊かれたハミルトンは次のように答えた。

「そうだな、それはしばらく前から明白だったと思う」

「昨年、彼がやったことや無線で言ったことを考えれば、彼がどういう人間かはわかる」

「正直に言えば、(バクーで)あんなことが起こるなんて思ってもいなかった。でもチームとして、この一件は僕たちにとってプラスだったとみなすことができると思う」

「僕たちは、フェラーリにかなりのプレッシャーをかけている。彼は、そのプレッシャーにさらされているんだ。それは悪いことじゃない。そのプレッシャーが、僕たちの最大の武器にもなり得るんだ」

 ベッテルの行動は、F1のタイトル争いが”新たなステージ”に移ったことを示しているが、ハミルトン自身はベッテルに対するレースでのアプローチは変えないと語った。そして彼は今も、チャンピオンシップで公正に戦っていくことを望んでいる。

「バクーで起こったことは、フェアプレーではなかった」と彼は述べた。

「今回のレースは、これまでの7戦のセバスチャンとは明らかに違っていた。でも僕は彼に敬意を表していると思うし、それを続けていきたい」

「僕はコース上で”話し合い”たいし、適切なやり方でチャンピオンシップを勝ち獲りたい」

Jonathan Noble