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シリアル食品開発を提案 特産品、ガイド育成で意見交換

6/28(水) 11:46配信

南海日日新聞

 小規模事業者地域力活用新事業全国展開支援事業の採択を受け、着地型観光プログラムの開発を進める鹿児島県奄美大島の宇検村と村商工会(保池広和会長)は26日、2017年度の第1回推進委員会を開いた。約20人が出席し、観光ガイド育成や特産品開発などについて意見交換。タンカンや島バナナなど村内の食材を活用したシリアル食品の提案があった。
 同事業は全国商工会連合会の補助事業。本年度で3年目を迎え、事業費は500万円を計上した。前年度は宇検村と大和村に連なる奄美群島最高峰の湯湾岳(ゆわんだけ・標高694メートル)や宇検村の枝手久島(えだてくじま)、村内集落を散策し、自然や伝統文化などを体験、紹介するモニターツアーを実施した。本年度はモニターツアーの拡充のほか、村内産の食材を利用した新特産品の開発や観光ガイドの育成など観光受け入れ体制の強化を目指す。
 村地域おこし協力隊の重田朱美さんは村内産の食材を使った新しい特産開発を提案した。重田さんは「来訪者にグルメやショッピングの楽しみを提供し、村の魅力を高めたい」として▽タンカン、島バナナ、マンゴーなどのドライフルーツを活用したシリアル食品▽マヨネーズ▽珈琲(コーヒー)サイダー―の3品目を挙げた。
 元田信有(もとだのぶあり)村長は瀬戸内町久慈(くじ)集落が集落独自の観光パンフレットを作成した例を示し、「集落の魅力をより深く紹介していた。商品開発だけでなく、どう売っていくかの視点も必要だ。住民を含め、知恵を出し合いながら地域おこしに生かしていこう」と呼び掛けた。

南海日日新聞

最終更新:6/28(水) 11:46
南海日日新聞