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スペースX、「ファルコン9」最終版を年内に、「ファルコン・ヘビー」来年2機打ち上げ

6/28(水) 6:39配信

sorae.jp

順調に再利用ロケットの打ち上げを続けるスペースX社ですが、今年から来年にかけてまた大きなジャンプアップを果たします。同社は「ファルコン9」ロケットの最終デザインとなる「ブロック5」を年内に、そして大型ロケット「ファルコン・ヘビー」を18ヶ月以内に3機打ち上げることを再度確認しました。
 
スペースXで社長を務めるGwynne Shotwell氏は2017年6月22日に「The Space Show」に登場し、現行モデルとなる「ブロック3」に続く「ブロック4」がじきに登場し、「ブロック5」も年末に打ち上げが始まると発言。このブロック5は10回以上の再利用にも耐えられる設計になる予定です。さらに再打上にあたってはリファービッシュ(整備)が必要なく、点検だけで打ち上げができるようになるんだとか。また、火星輸送計画に用いる「ラプター」エンジンのファルコン9への搭載の可能性も示唆されています。
 
そしてファルコン・ヘビーでは年内にテスト打ち上げを行い、2018年前半から開始される商業打ち上げではArabsatが最初の顧客になるとしています。そしてArabsatに続くのは米空軍の「STP-2(Space Test Program-2)」ミッションが予定されています。ArabsatはKa、Kuバンドを利用する人工衛星「Arabsat-6A」を打ち上げることになります。
 
なお、ファルコン・ヘビーの打ち上げにはケープ・カナベラル空軍基地の第40複合発射施設の修復を完了させる必要があります。修復後はケネディ宇宙センターの第39A複合発射施設をファルコン・ヘビー用に、そしてケープ・カナベラル空軍基地をファルコン9用に利用します。

最終更新:6/28(水) 6:39
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