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猛暑を商機に かき氷麺や激辛鍋 「冷やし甘酒」で集客も 外食、百貨店

6/28(水) 7:05配信

日本農業新聞

 今夏に予想される例年以上の猛暑を商機と捉え、外食店などが販促を強化している。凍らせたスープをかき氷のように盛り付けた麺料理や、辛さを前年の10倍以上にした激辛鍋などを投入。猛暑日に合わせ、「冷やし甘酒」を無料で振る舞うサービスで集客増につなげる百貨店もある。暑さで落ち込む食欲を刺激し、消費を盛り上げたい意向だ。

 カフェ「ネスカフェ原宿」(東京都渋谷区)は、凍らせたコンソメスープを載せた涼しげなメニューの提供を始めた。

 「バジル氷コンソメのツナトマトのコンソーメン」(780円)は、国産トマトやタマネギなどと絡めたそうめん。料理の仕上げに客の目の前で、凍らせたスープを小型かき氷機で細かく削って載せる。5月から8月末まで1カ月ごとにサラダや冷製パスタなどメニューを変える。

 経営する食品メーカーのネスレ日本は「客から冷たい食感と見た目が受けている」と手応えをつかむ。

 首都圏に4店舗ある居酒屋「さかえや」は、鍋「“激”W鶏がらスープとおぼろ豆富(とうふ)の辛鍋」(1台2149円)を夏季限定で売り込む。猛暑に合わせ辛さを前年の10倍以上にした。経営するダイヤモンドダイニングは「辛さで新陳代謝を高められる。『夏鍋』を定着させたい」と期待する。

 夏場に客足が減る百貨店も猛暑日に合わせたサービスを7月から展開する。高島屋横浜店は、気象庁が前日午後5時までに横浜地方で35度以上と予報した翌日に実施する。サービスは約80種類。自然派食品が集まる売り場では、先着30人に国産米こうじを使った「冷やし甘酒」を無料で配り、客足増につなげる。

日本農業新聞

最終更新:6/28(水) 7:05
日本農業新聞