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秋サケ、今年も不漁か 北海道への来遊予測

6/28(水) 7:05配信

北海道新聞

3・8%減の2480万6千匹の見込み

 道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場(恵庭)は27日、今秋に道内へ来遊するサケが昨年実績比3・8%減の2480万6千匹になるとの予測を発表した。予測通りならば、平成以降で最少の来遊数だった昨年実績の2579万4千匹を下回る。同水試は、稚魚が海に出る際の海水温が低い年があったことで、資源量に影響が出ているとみている。

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 来遊数は、2004年の6058万匹をピークに減少傾向にある。10年以降は4千万匹前後が続き、昨年は3千万匹を割った。

 今年の予測を海区別に見ると、主産地のオホーツクは2・9%減の1233万2千匹。えりも以東(十勝・釧路管内など)は29・0%減の190万6千匹。えりも以西(日高・胆振管内など)も342万5千匹で8・2%減る見通し。一方、根室は4・8%増の514万8千匹、日本海は13・1%増の199万6千匹。増える予測ではあるが、低水準にとどまる。

春の海水温低く、生き残れず

 同水試さけます資源部の宮腰靖之部長は「主力の4年魚がかなり少なくなる」とみる。生まれて1年の稚魚が海に出る春の海水温が、13年と14年が続けて全道的に低く、弱って生き残れなかった魚が多かったという。

北海道新聞

最終更新:6/28(水) 10:27
北海道新聞