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勇気と連携 老犬の生命救った 太田・綿打中の2年生4人に感謝状

6/28(水) 6:02配信

上毛新聞

 川で溺れそうになっている犬を発見し、迅速な連携で命を救ったとして、群馬県警太田署は27日、太田綿打中(太田市新田上田中町)2年生4人に感謝状を贈った。犬は近くに住む斎木映子さん一家の16歳になるシバイヌの愛犬「ゴウ君」。斎木さんは「本当に良かった。生徒の皆さんに、とても感謝している」と笑顔で話した。

◎ケージ飛び出し行方不明 川から衰弱のSOSに飛び込む

 4人は荒木堅太さん(14)、木村優希さん(13)、吉崎鹿さん(13)、伊藤直哉さん(14)。今月7日午後6時半すぎ、部活を終え下校途中だった、後から駆け付けた伊藤さんを除く3人に、学校近くの石田川の方から「キャン」という衰弱しきった老犬のSOSの声が届いた。

 ケージを飛び出して行方が分からなくなっていたゴウ君が溺れそうなのを見つけると、荒木さんが、はだしで川に飛び入り引き上げた。木村さんは教員を呼びに学校へ駆け戻った。吉崎さんと途中から駆け付けた伊藤さんは救助された犬が逃げないように声を掛けながら様子を見守った。

 その後教員らの協力により、老犬は無事に保護され、警察官が行方を捜していた斎木さんへ連絡した。

 星野貴司署長は「皆さんの勇気が一つの命を助けてくれた」と話し、4人は「飼い主が喜んでいると知ってうれしい」と口をそろえた。

最終更新:6/28(水) 6:02
上毛新聞