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鯛ちょうちん作り最盛期 1、2日の祭礼で700個配布 茂原・八坂神社

6/28(水) 10:05配信

千葉日報オンライン

 千葉県茂原市茂原の八坂神社で、7月1、2日に開かれる祭礼で参拝者に配る「鯛(たい)ちょうちん」作りが最盛期を迎えている。

 市商工観光課などによると、八坂神社は商売繁盛と五穀豊穣(ほうじょう)の御利益があるとされる。江戸時代中期の創建以来、本物の鯛が奉納されていたが、明治期に入り鯛の不漁が続いたため、木材を薄く削った経木で鯛のちょうちんが作られるようになったという。

 現在は地元住民でつくる「鯛ちょうちん保存会」が伝統の技を引き継いでいる。神社内には高さ約15センチ、長さ約25センチの鮮やかな赤色のちょうちんが並んでいる。約700個を用意し、1日午前11時から参拝者に配布する。

 保存会の杉田忠聡会長(80)は「参拝者の家内安全と無病息災などを祈って作っている。ちょうちんに火を入れて風情を楽しんでほしい」と話している。祭礼は両日とも午前11時からで、1日午後2時からは子どもみこしが市中心部を練り歩く。