ここから本文です

ホンダ、次戦オーストリアGPへ2基の新エンジン”スペック3”投入を明言。信頼性の進歩に安堵

6/28(水) 12:12配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレンとホンダの関係は、パワーユニットの信頼性とパフォーマンスの低迷により複雑化し、最近ではますます緊張の度合いを高めていた。

【データ】第8戦を終えた時点での”信頼性”グラフ。マクラーレンはレッドブルよりも信頼性が高い!?

 しかし、アゼルバイジャンGPでは2017年シーズンで初めて2台揃って完走。フェルナンド・アロンソは9位で今季初入賞。ストフェル・バンドーンもポイントまであと1歩と迫る12位に入った。

 アゼルバイジャンGPの結果について尋ねられたホンダのF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介は「ポイントを獲ることができて、とてもホッとしました」と語った。

「ドライバーふたりは、サバイバルレースの中で非常に良い仕事をしてくれました。その結果について非常に満足しています。(2台のマシンが完走するのは)とても重要なことです」

「新しいエンジンとMGU-Hを導入していたとしても、(信頼性に関する)重大な懸念を抱くことはありませんでした」

「信頼性に関する開発が進んでいることを、ポイントを獲得することで示すことができ、非常に嬉しく思っています。それはとても良いことです」

 しかし長谷川は、ライバルとのギャップを埋めるためには、まだまだ長い道程があるということを認めている。

「非常にポジティブなことです。しかし、たったひとつのレースだけでは、自信があるとはとても言えません」

 そう長谷川は語る。

「わずか13台のマシンしか完走しませんでした。ですから、パフォーマンスの観点から言えば、”私たちはとても速いわけではない”というのが公平だと思います」

「(アップデートからの)ゲインは、トップランナーを捕らえるにはまだ十分ではありません。しかし、良い進歩を遂げることができました」

「トップランナーに追いつくための大きなアップグレードではないため、マクラーレンはあまり興奮していません。しかし、もちろん彼らも喜んでくれています。我々にとっては、幾らかの進歩があることを示すことが重要なのです」

「とは言え、我々の完全な目標を達成したわけではありません」

1/2ページ